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若手研究者へ支援急務
奨励金、滞在費の追加支給を要請
三浦、安江両氏が遠山副大臣に
遠山副大臣(中央)に特別研究員などへの支援を要望する(右から)三浦、安江、室橋、小林の各氏=9日 財務省
公明党の三浦信祐青年局長と安江伸夫学生局長(ともに参院議員)は9日、日本若者協議会の室橋祐貴代表理事と、日本学術振興会(学振)特別研究員の小林優子氏と共に、財務省に遠山清彦財務副大臣(公明党)を訪ね、新型コロナウイルス感染拡大の影響で研究活動の支障が生じている若手研究者への支援に関する要望を行った。
今回の要望は、小林氏がツイッターで投稿した声を受けて、公明党がまとめたもの。室橋、小林の両氏は、新型コロナによって研究の遅延や渡航の延期などが生じ、学振の特別研究員や海外特別研究員は十分な研究ができていないと説明。
来年度予算編成に向け、採用期間の延長と、延長に伴う主に生活費として支給される「研究奨励金」や滞在費の追加支援を要望した。
遠山副大臣は「前向きに検討し、何とか実現できるようにしたい」と応じた。