ニュース
優先接種、受験生も
インフルワクチンで提案
政府に党コロナ対策本部
受験生のインフルワクチン優先接種を提案した党合同会議=9日 衆院第2議員会館
公明党の新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長=斉藤鉄夫幹事長)と同感染症対策に関する分野別チームは9日、衆院第2議員会館で合同会議を開き、季節性インフルエンザの流行に備えた体制整備などについて政府から説明を聞くとともに、政府側にインフルエンザワクチンの優先的な接種対象者に受験生を加えるよう提案した。
厚生労働省側は、予防接種法に基づく定期接種対象者である65歳以上の高齢者に加え、医療従事者や基礎疾患のある人、妊婦などに優先的な接種を呼び掛ける方針を説明。出席議員は「接種を望んでいる人で多いのは受験生だ」と訴えた。
一方、英製薬大手が開発を進めている新型コロナウイルスワクチンの治験が中断していることに関して、政府から説明を受け、党として引き続き情報収集に努めていくことを確認した。