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被災地の復興を加速
再稼働した浄水場を視察
北海道厚真町で稲津厚労副大臣
再稼働した富里浄水場について宮坂町長(左から2人目)から説明を受ける稲津副大臣(同4人目)ら=7日 北海道厚真町
稲津久厚生労働副大臣(公明党)は7日、北海道厚真町を訪れ、2018年9月の胆振東部地震による被害から復旧し、再稼働した富里浄水場などを視察した。これには地元議員らが同行した。
同浄水場は、地震による裏山の大規模な土砂崩れによって設備が損壊。町内への配水ができなくなっていたが、懸命な復旧工事によって今年7月に再稼働した。案内した宮坂尚市朗町長は、「斜面の崩落防止対策や周辺の道路整備など、引き続き支援をお願いしたい」と要望した。
稲津副大臣は、「インフラの整備は、この2年間で着実に進められている。今後ますます住民に寄り添い、被災地の復旧・復興を加速させていく」と語った。
この後、稲津副大臣は、表町公園仮設住宅を訪問し、入居者と懇談。間もなく2年間の入居期限を迎えることを踏まえ、転居先の確保状況などについて話を聞いた。