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団体客の受注ゼロ続く
バス事業への影響調査
兵庫で高橋氏
桐山社長(左)から実情を聴く高橋氏(中)ら=4日 兵庫・養父市
公明党の高橋光男参院議員は4日、兵庫県養父市にある全但バス株式会社(桐山徹郎代表取締役社長)を訪れ、新型コロナウイルスの感染拡大による影響について調査した。川瀬稔党養父支部副支部長(市議選予定候補)が同行した。
同社は、養父市内と近隣市町で路線バスや高速バスの運行、貸切バス事業を行っている。桐山社長は「3月以降、貸切バスの受注がなく、厳しい状態が続いている」と窮状を述べた。その上で、バス車内での感染防止対策を実施していることを強調し、「団体客も安心して利用できるように努めている。国としても感染予防を踏まえた柔軟な対応策を講じてほしい」と訴えた。
高橋氏は「事業者に合わせた3密対策の徹底とともに、経済の回復への支援を拡充させたい」と応じた。