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2020年9月5日

コラム「北斗七星」

入社5年目の正社員男女に「リーダーには男性の方が向いているか」とたずねたところ、男女とも8割が否定した。しかし、女性の6割は管理職への意欲を持っていなかった。男性の5倍近い(国立女性教育会館調べ)。なぜか?◆政府の有識者懇談会「選択する未来2.0」は7月の中間報告で、女性の正規雇用率の変化を「L字カーブ」と表現、その解消を提言した。それは、20代後半で5割を超えてピークに達した後、ずっと下がり続ける。「ヘ」の字のような形をしており、左に90度傾けるとLの字になる◆仕事をする女性は約3000万人。しかし、雇用の形に着目すると、結婚や出産、さらには親の介護をきっかけにして会社を辞めざるを得ない実態が、根強く残っている。それをL字カーブは物語る◆再び仕事をしようとしても、ほとんどはパートなど非正規雇用に。男性の非正規は減り続けるのに対して、女性は増え続け、35歳以上では5割を超える。したがって30歳以降、男女間の賃金格差が広がる。50代の年収で女性は、正規雇用で235万円、非正規でも60万円、低い◆こうした実態が、女性の働く意欲をいちじるしく損なっている。もったいない。男女とも持てる才能を発揮できるように、仕事と家庭を両立できる環境作りが急がれる。(繁)

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