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2020年8月26日

コラム「北斗七星」

「新聞は優れた言葉の宝庫」。萩本欽一著『ダメなときほど「言葉」を磨こう』(集英社新書)にあった見出しだ。欽ちゃんが新聞を取る理由は「記事のタイトルにときどき、優れた言葉が出てくるから」◆タイトル・見出しは新聞の命。記事の内容が一目で分かり、興味を引くものにしようと記者は知恵を絞る。字数が限られ、長い単語は使いにくい◆「オリンピック」も初めは記者を困らせた。「五輪」という言葉が生まれたのは1936年。読売新聞の記者、川本信正氏が発案した◆紙面をレイアウトする整理部から、略せないかと相談されたのがきっかけ。「国際運競」などと考える中で、宮本武蔵の『五輪書』に関する文を雑誌で読んだことがヒントになった。5つの輪がシンボルマークだし、「オリン(ピック)」と語呂も合った。タイトルに引かれて読んだ『謎だらけの日本語』(日本経済新聞社編)で知った◆欽ちゃんは先の見出しに続けて書いた。「キラッと宝石のように輝く言葉に出合うことがあります。それだけで一日、いい気分になれる」「新聞は、そこに登場する人たちと自分をつなぐ橋でもあるんだよね。そう思うと、毎朝、家に新聞が届くのがうれしくなります」◆励まされた。人や本など何でも“砥石”にして、自分を磨こうと思った。(直)

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