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スナノミ症予防へ靴送る
日本リザルツ ケニアに約1万足
公明、各地で回収に協力
寄生虫による皮膚疾患で、足などに感染する「スナノミ症」。ケニアをはじめアフリカで深刻な問題となっているが、感染の大きな要因は貧困で靴を買えないことにある。このため、不要になった靴を届ける活動に取り組むNPO法人「日本リザルツ」は26日、全国から集まった約1万足の靴をケニアに送った。靴は船で輸送し、約1カ月後にケニアに届く。
都内の事務所では、法人スタッフが学生ボランティアと共に、靴が入った大量の段ボール箱をトラックに積む作業を行った。同法人の長坂優子さんは、「皆さんから頂いた真心をケニアの子どもたちに届ける」と語った。
公明党はこれまで、神奈川県本部のスクスク子育てプロジェクトチーム(座長=佐々木さやか参院議員、参院選予定候補=神奈川選挙区)が7月に1660足を同法人に寄託するなど各地で回収に協力してきた。