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2020年8月20日

【主張】保育士や幼稚園教諭 コロナ禍による負担増に手だてを

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、保育士や幼稚園教諭の心身の負担が増しており、手だてを急ぎたい。

全国保育協議会などの調査によると、コロナ対応が続く中で保育士らの9割が「3密が避けられず、子どもや保育者に感染リスクがあること」をストレスの要因として挙げている。幼稚園教諭も状況は同様であろう。

保育所や幼稚園では、施設内での感染防止に細心の注意を払っている。それでも感染リスクを完全に防ぐことは難しい。手をつないだり抱き上げるなど子どもとの身体的接触は避けられないからだ。目の前でくしゃみやせきをされることもある。実際、各地の保育所や幼稚園でクラスターが発生している。

しかし、他人と触れ合うことは子どもの健やかな成長に欠かせない。保育士や幼稚園教諭が、感染リスクにさらされながらも職責を果たそうとするのは、こうした使命感があるからではないか。

このため、公明党岩手県本部青年局や大阪府羽曳野市議会公明党などは、それぞれの首長に対し、医療従事者や介護職員らに支給される慰労金と同様に、保育士や幼稚園教諭らにも慰労金を出すよう要望している。愛知県など独自で応援金や慰労金を支給している自治体もある。

献身的な行為に少しでも報いようとする姿勢は重要だ。国はこうした自治体の動きを後押ししてほしい。

人手不足への対応も求められる。

子どもや保護者らが頻繁に出入りする保育所や幼稚園では、厚生労働省や文部科学省などのガイドラインに沿って消毒作業が日々繰り返されており、ただでさえ多忙な職員の負担が一段と重くなっている。人員拡充が急務だ。

とりわけ、保育士は保育需要の高まりによってコロナ禍以前から不足している。退職者など潜在人材の活用を一層進めるとともに、消毒や清掃作業などを外部委託することも検討すべきではないか。

まだ登園自粛が一部で続いているが、社会経済活動を少しずつ回復させていくためにも、子どもを安心して預けられる保育所や幼稚園はなくてはならない存在だ。しっかりと支えたい。

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