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2020年8月18日

コラム「北斗七星」

東北地方に『米節』という民謡がある。<米という字を/分析すればヨ~/八十八度の/手がかかる/お米一粒/粗末にならぬ/米は我等の親じゃもの>。丹精込めてコメを作る農家に感謝し、ご飯を残さずに食べる大切さが、歌に込められている◆瑞穂の国と称し、日本は稲作を通じて独自の文化を育んできた。日本人の主食といえばコメ。ほぼ国内で自給できる作物でもある。ところがコメの消費量は、右肩下がりに減少の一途をたどる◆年間消費量は、1962年度に1人当たり118キロと最高を記録する。その後、日本人の食生活は多様化。ご飯を食べる量が減り、2019年度の年間消費量は同53キロとピーク時の半分以下に。『米節』もほとんど聞かれなくなった◆農林水産省が今月発表した19年度の食料自給率(カロリーベース)は38%。飼料(エサ)の多くを輸入に頼っている肉を食べる量が増える一方、大半を国産で賄えるコメの消費が減ったことが40%前後の低水準が続く大きな要因だ◆政府は食料安全保障の観点から食料自給率を30年度に45%まで引き上げる目標を掲げる。農水省は、国民が一日にもう一口、ご飯を多く食べると食料自給率が1%上がるとPRする◆なぜコメの話?「米」という字を分解すると「八十八」。きょう8月18日は「米の日」である。(東)

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