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国際協調へ対話の先頭に
終戦記念日 各地で街頭演説会
「人間の安全保障」を具現
核、感染症、気候変動など 人類の脅威乗り越える
山口代表ら訴え
75回目の終戦記念日を迎えた15日、公明党は全国各地で街頭演説会を行い、先の大戦で犠牲となった方々に哀悼の意を表し、不戦と平和への誓いを新たにした。東京・池袋駅東口で山口那津男代表は、戦争や核兵器に加え、新型コロナウイルスなどの感染症や気候変動といった「人類の脅威」を乗り越えるには、対話による国際協調を促進し、「人間の安全保障」を具体的に実現していかなればならないと訴えた。
対話による国際協調へ、公明党が先頭に立つと訴える山口代表(右)と岡本氏=15日 東京・池袋駅東口
【東京】山口代表は、世界に拡大した新型コロナウイルス感染症を新たな人類の脅威との認識を示し、「これから新たな感染症が発生する恐れも拭えない。感染症にどう立ち向かい乗り越えるか。人類の協力が必要だ」と力説した。
その上で、戦争や核兵器、気候変動といった人類が直面する脅威に対し、「一国主義では乗り越えられるはずがない。国際社会が連帯してこそ乗り越えることができる」と強調。対話による国際協調の促進へ、「公明党は与党として政府を動かし、国際社会の協調をつくり出す先頭に立ちたい」と語った。
また、核軍縮に向け日本が果たすべき役割については、「唯一の戦争被爆国として、核兵器を持つ国と持たない国が対話できる共通の基盤をつくっていくことに力を注がないといけない」と指摘した。
さらに終戦から75年を迎え、戦争の悲惨さを語り継ぐ必要性を訴え、「証言や戦争遺構を伝え残し、二度と戦争を起こしてはならないという誓いを、後世の人々が自覚できる客観的な史料を整えていく時だ」と力説した。
街頭演説会では、太田昭宏全国議員団会議議長と高木陽介国会対策委員長(党都本部代表)もあいさつ。都本部代表代行の高木美智代衆院議員、同副代表の岡本三成衆院議員、竹谷とし子、塩田博昭の両参院議員も出席した。
戦争の悲惨さを後世に語り継ぐ重要性を訴える井上副代表(中)と若松氏(右)ら=15日 仙台市
【宮城】井上義久副代表は、仙台市内で開催された党宮城県本部(代表=庄子賢一県議)の街頭演説会に出席。若松謙維参院議員と県議、仙台市議と共にマイクを握り、恒久平和への誓いを訴えた。
井上副代表は、1000人以上が犠牲となった仙台空襲について触れ、「悲惨な戦災の記憶や遺構、復興の歩みを後世に語り継いでいくことが大切だ」と強調。
また、東日本大震災から10回目の夏を迎えたことに言及し、「公明党は被災者一人一人が『人間の復興』を果たすまで全力を尽くす」と力説した。
不戦の決意を訴える北側副代表(中央)と(左から)国重、伊佐、佐藤、鰐淵の各氏=15日 大阪市
【大阪】北側一雄副代表は、大阪市内で開かれた党大阪府本部(代表=佐藤茂樹衆院議員)の街頭演説会に佐藤府代表、国重徹、伊佐進一、鰐淵洋子の各衆院議員と共に出席し、不戦と平和への決意を訴えた。
北側副代表は、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、専守防衛の基本理念と日米防衛協力体制は今後も堅持した上で「防衛体制を強化せねばならない」と主張。
また、対立が激化する米国と中国の関係改善へ日本が積極的に役割を果たすべきと力説した。
佐藤府代表は、新型コロナの危機克服へ、多国間協調の枠組み構築を日本がリードすべきだと訴えた。
核廃絶への誓いを訴える古屋副代表(右)と遠山氏=15日 横浜市
【神奈川】古屋範子副代表は、横浜市内で党神奈川県本部(代表=上田勇前衆院議員)主催の「終戦記念日街頭演説会」に出席し、不戦への誓いを訴えた。上田県代表、遠山清彦衆院議員、三浦信祐、竹内真二の両参院議員らが同席した。
古屋副代表は国連で2017年7月に採択された核兵器禁止条約に言及し、「日本の非核三原則を国際規範にまで高めたもの」と評価。今後の核軍縮の進展には核保有国との対話が不可欠だとし、「唯一の戦争被爆国としてリードしていく」と強調した。
平和構築へ公明党がリードすると訴える斉藤幹事長(左から3人目)ら=15日 広島市
【広島】斉藤鉄夫幹事長は、広島市のJR広島駅前で、党広島県本部(代表=田川寿一県議)の議員と共に街頭演説会を行った。
斉藤幹事長は激動する国際情勢を念頭に、「世界は今、自分の国さえ良ければいいという分断が始まっている」と指摘。その上で「今回の新型コロナの問題を、世界の国々が分断を超えて、協力し合う一つのきっかけにしていくべきだ。公明党は、自国中心主義ではなく国際協調主義が世界の基本的な考え方となるよう、先頭に立って闘っていく」と訴えた。
平和の尊さ 語り継ぐ
核廃絶へ日本が橋渡し役を
恒久平和への決意を訴える西田氏(右から2人目)ら=15日 さいたま市
【埼玉】西田実仁参院会長(埼玉県本部代表)は、さいたま市内で開かれた街頭演説会に出席し、平和への誓いを訴えた。輿水恵一県副代表も参加した。
西田氏は、戦争遺構の保存や悲惨な歴史を後世に伝える重要性を強調し、「平和の尊さを語り継ぎ、平和な社会の実現に全力を尽くす」と力説した。
また、平和外交に触れ、「唯一の戦争被爆国である日本が、核保有国と非保有国の橋渡し役を担うべき」と強調。次回の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、公明党が核廃絶への対話を促す決意を述べた。
SDGsの達成をめざすと訴える谷合氏(右から2人目)ら=15日 岡山・倉敷市
【岡山】谷合正明参院幹事長(岡山県本部代表)は、倉敷市のJR倉敷駅前で終戦記念日の街頭演説会に出席した。これには県議、市議が参加した。
谷合氏は「不戦の誓いを新たにし、戦争の悲惨さ、残酷さを後世に語り継いでいきたい」と強調。新型コロナウイルス感染症について、「一日も早い収束に向けて世界が結束する必要がある。戦争や災害、感染症のまん延などから誰一人取り残さないという国連のSDGs(持続可能な開発目標)の理念を掲げ、全力で取り組む」と訴えた。
核廃絶へ日本の役割を訴える石田氏(左から3人目)ら=15日 高知市
【高知】石田祝稔政務調査会長は、高知市内で開かれた党高知県本部の街頭演説会で、核廃絶への日本の役割などを訴えた。
石田氏は、新型コロナ対策と経済活動の両立、治療薬とワクチンの開発などを全力で進めていると強調。一方、日本の周辺に核兵器保有国が存在する現状を踏まえ、「平和憲法を持つ日本として、核兵器廃絶にどう取り組んでいくかが重要だ。核保有国と非保有国の橋渡しができる国は日本だけだ」との考えを示し、非核三原則を基に取り組んでいく決意を語った。
平和構築への誓いを訴える浜地県代表(中)と金城氏(右)ら=15日 福岡市
【福岡】党福岡県本部(代表=浜地雅一衆院議員)は、福岡、北九州の両市で終戦記念日の街頭演説会を開催し、恒久平和への決意を訴えた。浜地県代表、下野六太参院議員、金城泰邦党市民活動局次長、地元議員が参加した。
福岡市中央区で浜地氏は「唯一の戦争被爆国として、核保有国と非保有国の橋渡し役になるよう、公明党が先頭に立つ」と強調。「対話の努力で核のない世界を築いていく」と語った。
金城氏は、二度と戦争を繰り返してはならないと力説し、「命を守ることが公明党の使命だ」と述べた。









