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事業者の古紙分別回収
10月から リサイクルさらに推進
福岡市
福岡市は今年10月から、事業者が出す一般廃棄物の分別ルールが変わり、新たに古紙の分別が義務化される。公明党市議団(黒子秀勇樹団長)はこのほど、古紙の分別状況の調査のため、福岡市一般廃棄物リサイクルセンター株式会社「リサイクルベース」を視察し、担当者に話を聞いた。
福岡市はこれまで、事業所から出る一般廃棄物の分別は「燃える」と「燃えない」の2区分だったが、10月から新たに古紙が加わり、3区分になる。これにより、すべての事業者の古紙を回収し、資源化する環境が確立される。
古紙の回収について、市内の事業者は古紙回収業者に渡す方法と、ごみ収集許可業者に渡した後に同センターで処理する方法から選ぶ。
同市は、市内の事業者が出すごみの3割が資源化可能な紙類であることに着目。同センターは2018年5月、ごみ収集運搬許可業者などが共同で設置した。
党市議団は、定例議会での質問や予算要望などを通じて、資源循環型社会の構築を力強く推進してきた。黒子団長は「これからも人と環境に優しい都市づくりを進める」と語っていた。