ニュース
那覇空港で抗原検査を
対策強化へ県に提言
秋野氏と党沖縄県本部
抗原検査の実施を県に提言する秋野氏(右から2人目)ら=11日 沖縄県庁
沖縄県内で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、公明党の秋野公造沖縄方面副本部長(参院議員)と党同県本部(代表=金城勉県議)は11日、県庁を訪れ、那覇空港内で抗原検査の実施を県に求める緊急提言を行った。金城泰邦党市民活動局次長と上原章県幹事長(県議)らが同席した。
提言書では、那覇空港検疫所の協力を得て、同空港国内線で感染の有無を調べる抗原検査の実施を提案。一方、検疫所の検査は検疫法に基づくが、国内線の検査は感染症法に基づくため、国と県による協定の締結の必要性などを指摘した。
応対した大城玲子県保健医療部長は、検疫所と連携した抗原検査の実施をめざし、「関係部局と連携していく」と述べた。
提言に先立ち、秋野氏らは那覇空港検疫所を視察し、抗原検査やPCR検査の体制などについて関係者と意見を交わした。