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感染状況の判断へ6指標
政府コロナ分科会
病床逼迫、療養者数、陽性率…
機動的対策めざし活用
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会(会長=尾身茂地域医療機能推進機構理事長)は7日、今後想定される感染拡大の進行状況を四つのステージに分類した上で、「ステージの移行を検知する指標」として医療提供体制や感染状況などに関する6項目を公表しました。機動的な対策を進めるため、国や都道府県に感染状況の判断材料として活用してもらうことが狙いです。
感染状況は、①感染者の散発的発生②感染者が漸増③感染者が急増④爆発的な感染拡大――の4ステージに区分。「ステージ3」以上に当たるかを国や都道府県が判断する際の指標として、①病床の逼迫具合②療養者数③PCR検査の陽性率④新規感染者の報告数⑤直近1週間とその前の1週間の比較⑥感染経路不明割合――の6項目を提示しました。
例えば、感染が最も進行する「ステージ4」は、爆発的な感染拡大によって医療崩壊が懸念される事態を想定。最大限確保できる病床の半数以上が利用されている場合のほか、在宅・宿泊を含む療養者数が人口10万人当たり25人以上、陽性率10%、1週間の新規報告数が人口10万人当たり25人以上など、各指標に応じた基準値を示しました。
一方、尾身会長は同日の記者会見で、「指標はあくまでも目安だ」と強調。「一つでも指標が条件を満たせば次のステージに行くのではない。国や都道府県は総合的に判断し、対策を講じてもらいたい」と述べ、各地域の実情に応じた感染防止策を取るよう呼び掛けました。
分科会を受け、公明党新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長=斉藤鉄夫幹事長)は同日夕、衆院第2議員会館で会合を開催。政府側から同分科会での議論の内容を聞くとともに、政府に対し、国民へ丁寧な説明に努めるよう求めました。










