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新型コロナ 感染症対策は十分か
公明市議、備蓄倉庫を調査
京都市
深草支所の拠点備蓄倉庫を訪れ、説明を受ける大道(中央左)、川嶋(同右)の両市議
京都市議会公明党の大道義知、川嶋優子の両議員はこのほど、同市伏見区と南区にある備蓄倉庫を訪れ、食料や生活必需品などの「公的備蓄」の現状や、避難所における新型コロナウイルス感染症対策の取り組みについて、市担当者から説明を受けた。
公的備蓄は、おおむね発災12時間後から約1日間、被災者に配布することを想定した物資。同市の公的備蓄は、指定避難所となっている学校の空き教室等を活用した「避難所備蓄倉庫」や、指定避難所に不足物資を供給する「拠点備蓄倉庫」などに保管されている。
拠点備蓄倉庫である伏見区役所深草支所で両議員は、アルファ化米や哺乳瓶、毛布などが保管された専用ラックを視察。避難所でプライバシーを確保する間仕切り段ボールや簡易トイレなども確認した。伏見区の関係者は、今後、新型コロナを想定した避難所運営の勉強会を開く予定だと話した。
また両議員は、南区の市立九条塔南小学校を訪れ、体育館などに設けられた避難所備蓄倉庫を確認。非接触型体温計や消毒液、マスクなど、避難所の新型コロナ対策として最近配布された物資について説明を受けた。
視察後、大道議員らは、「コロナ禍に対応し、公的備蓄を含む市の備蓄計画も見直していく」と話した。