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2020年8月4日

医療体制 逼迫に備えよ

病床、療養先 確保を 
ワクチン・治療薬も 保健所の強化急務 
政府に山口代表訴え

新型コロナの感染拡大防止へ総力を挙げることを確認した政府・与党連絡会議=3日 首相官邸

政府と自民、公明の与党両党は3日昼、首相官邸で連絡会議を開いた。席上、公明党の山口那津男代表は、全国的に新型コロナウイルスの感染が再拡大していることで医療体制が逼迫しつつあると懸念を示した上で、政府に必要な病床、宿泊療養先の確保に万全を期すよう要請。また、「社会活動、経済活動との両立を支えるため、保健所の体制強化や積極的なPCR検査などを通じて新規感染者を抑制していくことが必要だ。ワクチン・治療薬の確保にも全力を挙げてもらいたい」と訴えた。

山口代表は、感染が都市部から地方に波及し、歯止めがかからない現状に国民の不安は日増しに高まっていると指摘。政府に対し「リーダーシップを発揮し、国民生活を守るために、今必要な対策は何かを国民に分かりやすく発信してもらいたい。自治体と連携しながら感染状況の変化に応じた機動的な対応を予備費なども活用して迅速に進めてほしい」と求めた。

安倍晋三首相は、「全国的に感染者が増加している。重症者数の水準は一進一退の状況だ」として、「検査体制を強化し、陽性者の早期発見・治療を進める。特に病院や高齢者施設での検査を徹底し、重症化する可能性が高い高齢者や基礎疾患のある方々への感染拡大防止に万全を期していく」と強調。国としてワクチン・治療薬の確保に努める方針を示した。

豪雨被災者の元へ支援早く

7月の豪雨災害からの復旧・復興に関して山口代表は、政府が取りまとめた被災者支援の「対策パッケージ」に盛り込まれた、なりわい再建補助金や半壊家屋の解体支援などに触れ、「こうした支援策が一日も早く被災者に届くようお願いしたい」と要望。その上で、今回の豪雨災害の教訓を踏まえ、「台風への備えや避難所の感染症対策など、政府・与党が協力して進めていきたい」と訴えた。

一方、安倍首相は、広島市で6日、長崎市で9日に開かれる「原爆の日」の式典にそれぞれ出席する意向を表明した。

これに対し山口代表は、今年で原爆投下から75年の節目を迎え、被爆者の高齢化が進む現状に言及し、「原爆遺構や証言の記録、画像、映像など客観的資料を残すことにより、原爆の悲惨さを後世に伝え、語り継いでいく取り組みが、ますます重要だ」と指摘。式典を通じ、「被爆者の苦悩に報いる平和と連帯の強力なメッセージを発信することを強く望む」と述べた。

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