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命守る河川整備急ぐ
工業団地の治水対策を視察
福島・郡山市で赤羽国交相
郡山中央工業団地の復興状況について品川市長(左端)らから説明を受ける赤羽国交相(右隣)と若松氏(右端)=1日 福島・郡山市
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は1日、昨年の東日本台風(台風19号)による浸水で約402億円の被害が出た、福島県郡山市の郡山中央工業団地を視察し、同団地会の小川則雄会長らと治水対策について意見交換した。品川萬里市長、公明党福島県本部の若松謙維代表(参院議員)、県議、市議が同席した。
赤羽国交相は、東日本台風と同規模の災害が起きても耐えられる河川工事を、工期10年の予定を短縮して3年で行うとし、「一日も早く国民の生命と財産を守れるようにする」と述べた。
小川会長は「早くやるというのは大変にありがたい」と謝意を表明。団地会員からは、災害時の渋滞対策や工事後のメンテナンスについて要望が上がった。