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2020年8月3日

ネットワークの力 発揮を

新型コロナ ワクチン確保を推進 
神奈川の夏季研で山口代表

党神奈川県本部の夏季議員研修会であいさつする山口代表=2日 横浜市

公明党の山口那津男代表は2日、横浜市で開かれた党神奈川県本部(代表=上田勇前衆院議員)の夏季議員研修会に出席し、公明議員の基本姿勢について語り、「政策力や発信力、現場力といった議員の力、党のネットワークの力は、これからの政治に最も必要な力だ。皆さんと共に最大限発揮していきたい」と訴えた。

山口代表は、一律10万円の特別定額給付金について、現場の声を自ら首相に伝えた結果、当初の政府案が見直された経緯を紹介。「公明党のネットワークによる国民の声を受け止める力が背景にあって、やり遂げることができた」と強調した。

また新型コロナウイルスに対するワクチンに関し、厚生労働省が米製薬大手と、供給を受けることで結んだ基本合意に言及。公明党が海外の開発品も含めた確保の交渉を提言したことに触れ、「ワクチン・治療薬の開発に道を開いてきたのも党の取り組みだ」と力説した。

研修会では、上田県代表、古屋範子県顧問(党副代表)らがあいさつ。次期衆院選・神奈川6区の予定候補として公認された遠山清彦県代表代行が「全身全霊で戦い抜く」と決意を力強く述べた。

斉藤幹事長、鳥取で訴え

党鳥取県本部の夏季議員研修会であいさつする斉藤幹事長=2日 鳥取・倉吉市

公明党の斉藤鉄夫幹事長は2日、鳥取県倉吉市で開催された党同県本部(代表=銀杏泰利県議)の夏季議員研修会に出席し、あいさつした。中国方面本部長の桝屋敬悟衆院議員、同副本部長の谷合正明、山本博司両参院議員が参加した。

斉藤幹事長は新型コロナウイルス感染症対策に関して、「公明党は専門家会議の設置や、1人一律10万円の特別定額給付金、中小企業などへの持続化給付金などを実現させ、対策をリードしてきた」と力説し、「ワクチンや治療薬の確保に力を尽くす」と述べた。

また、今年7月の豪雨災害に触れ、「防災・減災対策を政治の主流に押し上げなければならない」と強調。その上で「新型コロナや災害から国民の命と生活を守る政策に全力を挙げよう」と訴えた。

研修会では、電子版を活用した機関紙拡大に取り組むことを確認。前原茂・米子市議が活動報告したほか、「環境・エネルギー問題」「地方創生」「農林水産業」「介護・障がい者」をテーマに分科会が行われた。

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