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離島の医療崩壊防ぐ
コロナの相談外来を視察
沖縄・石垣市で金城(泰)氏ら
境田医師(右端)から検査状況などを聴く金城(泰)氏(左から2人目)ら=31日 沖縄・石垣市
公明党の金城泰邦市民活動局次長と糸洲朝則沖縄方面本部長は31日、新型コロナウイルスの感染者が30日に6人発生した沖縄県石垣市(石垣島)の運動公園で実施する相談外来の状況を調査した。平良秀之、石垣達也の両石垣市議と三盛克美・竹富町議が同行した。
石垣市は、31日朝から市運動公園内の野球場に相談外来を開設し、市民らの抗体検査を実施。金城氏らは、市の医療アドバイザーを務める境田康二医師(かりゆし病院院長)から検査の体制や実施状況を聴いた。
境田医師は「スピード感を持って接触者を特定し、感染拡大を阻止したい」と述べ、軽症者を療養する体制整備の必要性などを指摘した。金城氏は「離島の医療崩壊を防ぐため、全力でサポートしていく」と応じた。
一方、沖縄県は同日、県内の感染拡大を受け、独自の緊急事態宣言を発表した。