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励ましの対話 広げよう!
各地で活発に夏季議員研修会
公明党の夏季議員研修会が26日、各地で活発に開催された。斉藤鉄夫幹事長は岐阜県、北側一雄副代表は福井県で、この夏も議員力に磨きをかけ、地域から党勢拡大の大波を起こしていこうと訴えた。
岐阜
斉藤幹事長
党岐阜県本部の夏季議員研修会であいさつする斉藤幹事長=26日 岐阜市
斉藤幹事長は、岐阜市内で開かれた党岐阜県本部(代表=水野吉近県議)の夏季議員研修会に駆け付け、今夏の議員活動について、全議員が対話を通じた地道な励まし運動に徹することが重要だと強調した。
その上で、電話やSNS(会員制交流サイト)なども活用しながら、現場の声を聴き、今後の政策に反映させようと訴え、「『大衆とともに』の立党精神を胸に、全力で闘っていきたい」と力説した。
さらに、斉藤幹事長は、防災・減災対策の強化に一段と力を入れていくと強調。同県を襲った今月の豪雨により、下呂、高山両市、白川町を中心に土砂崩れや多くの住宅が浸水被害に遭ったことに触れ、「防災・減災対策を政治、社会の主流に押し上げ、災害に強いまちづくりを党を挙げて推進していきたい」と訴えた。
研修会では、伊藤渉党中部方面本部長(衆院議員)、安江伸夫参院議員、中川康洋前衆院議員らがあいさつ。
公明新聞の拡大に向けた取り組みを報告した横山富士雄県機関紙推進委員長(各務原市議)は、「議員が先頭に立って目標達成に取り組もう」と訴えた。
このほか浜田昌良、新妻秀規、里見隆治の各参院議員が担当し、今年度第1次、第2次補正予算に盛り込まれた地方創生臨時交付金の活用や、災害対応とコロナ禍を踏まえた新たな防災・減災対策などをテーマに活発に政策研修を行った。
臨時交付金 有効活用を
福井
北側副代表
党福井県本部の夏季議員研修会であいさつする北側副代表=26日 福井・越前市
北側副代表は、福井県越前市で開催された党福井県本部(代表=西本恵一県議)の夏季議員研修会に出席し、あいさつした。山本香苗、熊野正士の両参院議員と、太田昌孝衆院議員が参加した。
北側副代表は、新型コロナウイルス感染症により、生活や仕事などに不安が広がる中、「感染症対策を実践しながら積極的な訪問対話を展開し、地域に大きく人脈を拡大していこう」と強調。また、自治体のコロナ対策に活用できる地方創生臨時交付金に触れ、「新生児の給付対象の拡大など各自治体における特有の課題解決に向け、有効に活用してほしい」と訴えた。
奥村義則・県機関紙推進委員長(鯖江市議)が電子版の普及など議員率先の新聞拡大を呼び掛けた。津田かおり・福井市議が活動報告を行った。