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自閉症・健常児 共に学ぶ
武蔵野東学園を訪問
党文科部会
自閉症児と健常児が共に学ぶ様子を視察する党文科部会のメンバー=19日 東京・武蔵野市
公明党文部科学部会(部会長=浮島智子衆院議員)は19日、東京都武蔵野市にある私立「武蔵野東学園」(寺田欣司理事長)を訪れ、自閉症児と健常児が同じ教室で学ぶ混合教育の取り組みを視察した。浮島部会長、山本ひろし(参院選予定候補=比例区)、佐々木さやか(同=神奈川選挙区)の両参院議員と太田昌孝衆院議員、地元市議が参加した。
同学園は幼稚園、小学校、中学校、高等専修学校を擁し、全体の29%に当たる462人が自閉症の児童や生徒。文科部会は、自閉症児と健常児が社会科のグループワークで共に学び合う様子を見て回った。
寺田理事長は、「自閉症の児童は他人の言動に関心が低いが、集団行動の中で友人に興味を示すようになる」と説明した。
浮島部会長は「同様の教育体制が公私共に広がるよう取り組みたい」と話していた。