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2020年7月18日

コラム「北斗七星」

コロナ禍などの影響で上映が延期されていた“泣けるアニメ”が、9月18日から映画館で公開される。題名は『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。“京アニ”こと「京都アニメーション」が手掛けた新作だ。2018年にテレビアニメで誕生した人気シリーズ◆主人公の少女・ヴァイオレットは、感情を持たない兵士として育つ。戦争で両手を失ったが、やがて義手を自在に操って依頼人の代わりに手紙を書き、相手に届ける仕事に就く◆愛情、友情、家族愛……。代筆を通じ、少女はさまざまな愛の形があることを知る。次第に感情が芽生え、成長していく。そんな様子を京アニは繊細な心情描写で表現する◆きょうは、京アニが放火され、36人が犠牲になり、33人が重軽傷を負った事件から1年。才能あるスタッフの未来が理不尽な凶行で奪われた。悲しみと怒りは今も消えたりしない◆だが、残されたスタッフは、再興に立ち上がる。昨年9月には、事件の前日に完成したヴァイオレットの映画作品を公開。エンドロール(字幕)に犠牲者の名も流れた◆アニメーションの語源はラテン語の「アニマ」。訳は魂、生命。そこから派生した英語の動詞「アニメ―ト」には「生命を吹き込む」という意味がある。新作でもキャラクターの“生命”が輝き、多くのファンを感涙させるだろう。(東)

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