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補正予算の浸透早く
給付金など ネットワーク通じ周知
中央幹事会で山口代表
公明党の山口那津男代表は2日の中央幹事会で、日銀が1日発表した全国企業短期経済観測調査(短観)で景況感が大幅に悪化したことを踏まえ、「今年度第1次、第2次補正予算に盛り込んだ経済対策を早く確実に行き届くようにし、自治体独自の取り組みと相まって現場に浸透させる必要がある」と力説した。
この中で山口代表は、持続化給付金などの早期支給に向けた課題として、「国民、事業者から見て、どうやって申請をしたら良いのか。どういった条件がそろえば給付が受けられるのか。情報が必ずしも行き渡っていない」と指摘。相談窓口の強化とともに、「党のネットワークを通じて、支援対象者がアクセスしやすくなるよう周知徹底していくことが重要だ」と強調した。