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いじめのない教育環境へ
学校関係者と意見交換
佐賀市で下野氏
富吉理事長(右)と意見交換する下野氏(左)と中本県代表=27日 佐賀市
公明党の下野六太参院議員は27日、佐賀市を訪れ、学校現場のいじめ問題について、中高一貫教育「学校法人佐賀清和学園」の富吉賢太郎理事長と意見交換を行った。党佐賀県本部の中本正一県代表(県議)、党市議団が同席した。
同学園には、なぜ、いじめはいけないかを考える「教養」の授業がある。相手の立場から物事を考えることで、人間的な成長を促す取り組みとして注目されている。
富吉理事長は「子どもが安心して学べるいじめのない教育環境をめざしている」と語った。
下野氏は、自身の教員時代の経験から、教育を通して人間性を涵養する重要性を強調し、「知識だけでなく、子どもの人格を磨く教育が必要だ」と述べた。