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オンライン相談実施
神奈川・鎌倉市
神奈川県鎌倉市は、今年5月から妊婦や子育て世帯の悩みを聴いたり、親同士が交流したりできるオンライン相談室を展開している。
対象は妊婦と就学前の子どもを育てている親。子どもの月齢で開催単位を分け、複数家族と保健師などの資格を持つ職員がオンラインでつながり、子どもの成育状況を確認するほか、離乳食の作り方などを学ぶ。妊婦を対象にした教室では、助産師も同席し出産に向けた準備に対応する。
市ではこれまで計8回教室を実施。担当者は「県外で出産した親が参加するなどオンラインの効果が上がっている」と語っている。
公明党の西岡幸子市議は今年2月、新型コロナの感染拡大により他人との接触が制限される中、子育て世帯への支援を充実させるよう、担当部局に対策を求めていた。