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避難所の3密防止へ
福島・郡山市で公民館視察
若松氏
防災倉庫の備蓄品を調査する若松氏(中央)ら=26日 福島・郡山市
公明党福島県本部の若松謙維代表(参院議員)は26日、同県郡山市の指定避難所「富久山公民館」を視察し、新型コロナなど感染症を踏まえた運営について菅野利和副市長らと意見交換した。市議会公明党(小島寛子会長)が同行した。
菅野副市長らは、昨年10月の東日本台風(台風19号)の経験から感染予防策を検討していると説明。受付で健康な人と体調不良者を分ける誘導方法や、避難者が一度に押し寄せた際の3密防止策を課題に挙げた。避難所スタッフの過重業務を回避するため「市民に『自助』の重要性を周知し、最低限の備えをお願いしたい」との意見もあった。
視察後、若松氏は「現場の声を参考に、国の支援を検討したい」と述べた。