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2020年6月22日

支え合う「フードドライブ」 

収入減、休業者を支援 
47世帯に食料品や日用品提供 
新型コロナ 暮らしの相談会場で 
滋賀・長浜市

新型コロナウイルス感染拡大によって、大幅な収入減少や休業を余儀なくされた世帯を支援するため、滋賀県長浜市は、このほど開催した「暮らしの相談会」の中に、「フードドライブ」コーナーを設け好評を博した。この取り組みは、生活費などに関する相談を寄せた世帯に対し、寄付された食料品などを無償で提供するもの。生活困窮者への食料品支援を訴えてきた公明党の鋒山紀子市議が会場を訪れ、市担当者から実施状況を聞いた。

在留外国人女性 「頼れる人が近くにいない。本当に感謝している」の声

「感染拡大防止のため、働いている工場が3月から閉鎖している。給料6割分の休業補償と年金があっても足りず、生活は苦しい。頼れる人が近くにいないため、こういう取り組みには本当に感謝している」。南米・ボリビア出身の70代女性は、涙を浮かべながら感謝の思いを伝えた。

南米系やアジア系など外国人労働者が多く住む長浜市。コロナ禍における生活支援に関して、市には906世帯から相談が寄せられたが、そのうち約3分の1は在留外国人からだったという。

市は、外国人を含む生活困窮者への支援策として、6月1日から10日間、市社会福祉協議会(社協)で食料品の寄付を呼び掛けたところ、企業・団体や一般家庭、若者らからの寄付が続出。その結果、段ボール54箱分もの食料品や日用品が届き、米は7俵、約420㌔分も集まった。市担当者は「受け付け期間を過ぎても寄付してくださる人がいた。市民で市民を支えようとする気持ちに涙があふれた」と話す。

担当者(右側2人)からフードドライブの状況について説明を受ける鋒山市議

コーナーを設けた当日は47世帯128人が訪れ、そのうち22世帯が外国人だった。参加者は皆ビニール袋の中に、思い思いの品を詰め込んでいた。

市社協の北川美由紀さんは「支援の輪からこぼれてしまう人が多くいる。コロナ禍を機に、地域で支え合い、助け合える市にしていきたい」と語っていた。

余った食料品は、フードバンクびわこなどに渡し、県内の生活困窮者やひとり親世帯にも届けられる。

鋒山市議は2019年9月定例会質問で、食料支援が必要な生活困窮者への支援として、フードバンクとの連携を訴えるなど後押ししてきた。視察後、鋒山市議は「困っている人はまだ大勢いるはず。一人も残らず支援を受けられるよう、今後も推進していく」と抱負を語った。

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