公明党トップ / ニュース / p10595

ニュース

2018年9月13日

強風の台風21号 家屋損壊 各地に

大阪で杉氏 情報発信方法で要望聞く

住宅が被害に遭った住民から要望を聞く杉氏(左)=12日 大阪・高石市

4日、神戸市付近に再上陸し、日本海に抜けた台風21号は、近畿各地に大きな被害をもたらした。このうち大阪府では、強風の影響で約105万軒が停電。台風上陸から1週間以上たった現在でも、大阪府内では約140軒が未復旧だ。住宅では全・半壊、一部損壊を含め9100軒以上が被害を受け、今なお住民は対応に追われている。公明党の杉ひさたけ、山本かなえの両参院議員は12日、大阪・泉州地域を回り、被災者を見舞った。

杉氏は高石市を訪れ、被害に遭った住民らから要望を受けた。同市内では、猛烈な風により住宅の窓が割れたり、屋根瓦が吹き飛ぶ被害が出た。住民は市から配布されたブルーシートを屋根に張り対応。住民の一人、銭谷明美さん(71)は「シート配布がホームページ上での周知だったので、パソコンを使えない高齢者には困る」と訴えた。

杉氏は「今回の台風被害を教訓に、効果的な情報の発信方法を検討したい」と語った。

山本さん 屋根吹き飛ぶ現場へ

自宅前で俵谷さん夫妻から被害状況を聞く山本さん(右)=12日 大阪・忠岡町

一方、山本さんは忠岡町に入り、自宅が被害に遭った俵谷哲雄さん(71)、みよ子さん(68)夫妻を見舞った。

俵谷さんの自宅は、暴風の影響で屋根瓦が落ちたほか、ベランダの屋根が吹き飛ばされた。また、ベランダに通じる水道管も破損した。俵谷さんは「屋根の修理には時間がかかる。大変困っている」と窮状を語った。

山本さんは「現状を踏まえて、復旧へしっかりと取り組んでいく」と語った。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア