ニュース
迅速、確実に届ける
「1次補正」の政策充実
山口代表
公明党の山口那津男代表は12日午後、2020年度第2次補正予算の成立を受け、国会内で記者団に対し、大要、次のような見解を述べた。
一、2次補正予算は、1次補正の内容を拡充・強化したものだ。一刻も早く必要とする人々に確実に届けることができる予算の執行が重要だ。
一、(10兆円の予備費について)1次補正の成立以降、本当に困った事態に迅速に対応できないという厳しい教訓があった。予備費を用意してスピーディーに対応しなければ困る人が多く出てくる。ここに配慮しない一般的な考え方はいかがなものかと思う。
一、(迅速な給付の実施について)制度インフラが不十分なために、幅広い大きな給付が迅速に届かない面もあった。オンラインシステムなどに国民の理解を得て、利便性を説明し、信頼を確保して制度化を図るべきだ。
一、(感染再拡大への備えについて)人の行き来が国際社会で制限されるのは、世界全体にとってマイナスだ。世界中がパンデミック(世界的大流行)の中でさまざまな経験をしている。国際協力を深めて情報をしっかり把握すべきだ。