ニュース
道内の食料供給を守る
札幌市で佐藤(英)氏 中央卸売市場を視察
市場の取引状況について話を聞く佐藤(英)氏(左奥から2人目)ら=11日 札幌市
公明党の佐藤英道衆院議員は11日、北海道胆振東部地震の影響によって広い地域で物流が寸断されたことを受け、札幌市の中央卸売市場で、関係者から取引の現状や要望を聞いた。市議会公明党(本郷俊史会長)のメンバーが同行した。
同市場では、地震の揺れによる施設への被害はほぼなかったものの、およそ半日間にわたる停電で入荷していた鮮魚や貝類の一部を廃棄せざるを得ない状況に陥った。
応対した片貝太・市場長らは、「産地の努力で週明けからの取引量が回復してきた」と説明。その上で、災害に強い物流網の構築や、経営基盤の弱い卸売・仲卸業者への支援策などを要望した。
佐藤氏は、「いざという時の道内の食料供給を守るためにも、支援策を検討していきたい」と語った。