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食肉加工 土産、業務用の売り上げ激減
新型コロナ影響調査
党熊本・城下県代表
食肉加工業への影響について話を聴く城下県代表(右)=9日 熊本・宇土市
公明党熊本県本部の城下広作代表(県議)は9日、馬肉などの食肉加工を手掛ける有限会社「フーズ・ジョイ」(同県宇土市)を訪れ、岩橋増男代表取締役社長から新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響について話を聴いた。
岩橋社長は、観光客の大幅減少や飲食店の営業自粛などにより、「土産品用や外食産業など業務用の商品の売り上げが大きく落ち込み、5月の売上高は対前年比で7割も減少した」と窮状を強調。その上で、「雇用調整助成金の特例措置期間の延長や、中小企業の資金繰り支援の拡充を進めてほしい」と訴えた。
城下代表は「現場が必要とする施策のさらなる充実に向け、全力で取り組んでいく」と語った。