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虐待防止へ多職種で連携
福岡の児童相談所訪問
高瀬、しもの両氏
こども総合相談センターを視察する高瀬さん(左)と、しもの氏(中)=10日 福岡市
公明党の高瀬弘美参院議員と、しもの六太党教育改革推進本部事務局次長(参院選予定候補=福岡選挙区)は10日、福岡市中央区にある児童相談所「福岡市こども総合相談センター」を訪れ、藤林武史所長らと意見を交換した。
席上、藤林所長は、虐待などから迅速に子どもを守るには、児相職員の対応が法律上適切かどうかの裏付けが必要になると説明。その上で、同センターに配置されている常勤弁護士の重要性を強調した。
また、児童相談所の強化に関し、「児童福祉司の増員だけでなく、児童福祉司を指導するスーパーバイザーの専門性を今以上に高めることも必要」と述べた。
しもの氏は、「多職種の連携で子どもたちを守る体制をさらに広げていきたい」と語った。
その後、両氏は、同市東区にある児童養護施設「和白青松園」を視察した。