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2018年9月8日

観光スポットにトイレ

バイオ処理 悪臭が解消、喜ばれる 
東京・八丈町

バイオトイレの設置を喜び合う(左から)水野、山下、山本各氏と菊池さん夫妻ら

東京都八丈島(八丈町)の大坂トンネル展望台近くにこのほど、バイオトイレが完成し、島民や観光客から喜ばれている。周辺に上下水道がないため、汚物などは水を使わずにバクテリアの働きで分解処理し、においを抑える仕組み。手洗いは備え付けの消毒剤を使い、手すりなども設置され、車いすでも使用できる。公明党の水野佳子、山本忠志(町議選予定候補)の両町議は、山下のり子党副支部長(同)らと現地を視察した。

トイレの設置場所は島の西南部にあり、島を代表する景勝地。都道215号線からの眺めが素晴らしい観光スポットで、八丈小島を望む夕日の絶景を撮影しようとカメラの放列が作られるほどだ。毎日のように観光バスも止まり、多くの観光客が眺望を楽しんでいる。

これまではトイレ設備がなく、物陰などで用を足す観光客もいた。このため特に暑い時期に悪臭が漂い、町や観光協会などに苦情が寄せられることもあった。

水野、山本両町議は、この問題に早くから取り組み、町や都の八丈支庁にトイレ設置を度重ねて要請した。当初はトイレの設置は難しいとの返答。それでも両町議は、水洗以外の方法での設置を訴えた結果、支庁がバイオトイレを設置。町の産業観光課が維持・管理することになった。

党員の菊池正敏さん、真知子さん夫妻は、「臭いがひどく、困っていた。本当にありがたい」と語っていた。

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