ニュース
家賃助成 上乗せすべき
避難所ガイドライン作成
都議会で中山議員が代表質問
2日の東京都議会第2回定例会本会議で、公明党から中山信行議員が代表質問に立った。
中山議員は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う都内事業者の現状について「家賃負担が最も重荷だ」と指摘。東京の家賃水準を考慮し、国の臨時交付金などを活用して「国の賃借料助成への上乗せによる支援を行うべきだ」と強調した。小池百合子知事は「国の施策と連携した効果的な支援策を早急に検討する」と述べた。
また、中山議員は、感染拡大が続く中での自然災害発生に備えて、避難所開設時のガイドラインを示すなど「早急な取り組みが必要」と強調。内藤淳福祉保健局長は「分かりやすいガイドラインを早急に作成する」と回答した。
70歳以上の都民が取得し都営交通などに乗車できる「シルバーパス」の一斉更新に関して中山議員は「郵送による手続きを検討すべきだ」と主張した。
2日に都内で新たに34人の感染者が確認されたことへの対応を中山議員がただしたのに対し、小池知事は都民に警戒を呼び掛ける“東京アラート”の発動を「専門家の意見も踏まえて、早急に検討する」と述べた。