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2020年6月3日

コラム「北斗七星」

遅れること約3カ月。いよいよプロ野球が今月19日に開幕を迎えようとしている。2日には練習試合が始まった。梅雨入りの季節ながら“球春到来”である。143試合から120試合へ短縮されるが、新型コロナの感染拡大を抑え込み、今シーズンが完遂されることを切に願う◆プロ野球開幕は、スポーツを日常に取り戻す大きな一歩だ。サッカーJリーグも27日から再開する運びとなった。他の競技がこれに続くためにも、第2波への警戒を緩めるわけにはいかない◆球団にはクラスター(感染者集団)発生防止の苦労が伴う。選手たちの移動や宿泊、食事に細心の注意が必要だ。ベンチではハイタッチの自粛などが徹底される◆当分の間は前例のない無観客試合が続く。ホームランが外野席へ飛び込んでも歓声は聞こえない。だが、テレビ中継やネット配信の画面越しに、躍動する選手の姿がある。それだけで心は躍る。渇いていた社会が潤う◆コロナ禍の今、未曽有の災害から立ち上がろうとする人々の心を鼓舞したあの言葉を思い出す。「見せましょう、野球の底力を」「支え合おう、ニッポン」。2011年4月、東日本大震災の後に開かれた慈善試合で、楽天の嶋基宏捕手(現ヤクルト)が発したメッセージだ。野球の底力が遺憾なく発揮されることを信じている。(東)

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