ニュース
再配達の負担軽減を
宅配事業者と意見交換
都内で赤羽国交相
透明仕切りパネルなど感染予防対策について説明を受ける赤羽国交相(右から2人目)ら=1日 都内
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は1日、新型コロナウイルスの感染リスクにさらされながらも、社会生活維持のために事業を継続している宅配業界の現状を探るため、佐川急便株式会社の千代田営業所(東京都江東区)を訪れ、感染予防対策を確認するとともに、運転手らと意見交換した。公明党の細田勇都議が同行した。
視察の中で運転手からは、気温上昇により、作業時のマスク着用が負担になっているとの声や、「配達時間を指定した場合はできる限り家にいてもらいたい」との意見が出た。
赤羽国交相は、屋外のマスクの着用について、新たな基準の必要性を強調。再配達の負担軽減に向け、「宅配ボックスの設置を推進していく」と述べた