ニュース
物流停止し出荷できず
北海道地震
JAから要望聞く
新十津川町で稲津氏
ミニトマトの出荷の現状を聞く稲津氏(中)ら=8日 北海道新十津川町
公明党の稲津久衆院議員は8日、北海道胆振東部地震の影響で、農畜産物が出荷できない状況が続いている新十津川町のJAピンネ本所を訪れ、関係者から要望を受けた。三上裕久・滝川市議が同行した。
同JAの営業地域では、台風21号に引き続き今回の地震によって物流が停止。今月4日以降、ミニトマトなどの出荷がほぼできない状況にある。同JAの宮本英靖代表理事組合長らは、「品質低下による返品や廃棄の恐れがあり、全体の被害額は1000万円に上るかもしれない。先行きは、さらに不透明だ」と窮状を訴えた。
稲津氏は「被害は深刻であり、早急な支援策を講じたい」と語った。