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集中取締期間設けよ
衆院委で改正案可決 あおり運転の罰則創設
佐藤(茂)氏が主張
衆院内閣委員会は29日、他の車両の通行を妨害する目的で車間距離を詰めたりする「あおり運転」に対し、罰則を創設する道路交通法改正案を全会一致で可決した。
採決に先立つ質疑で、公明党の佐藤茂樹氏は、あおり運転の取り締まり強化について、毎年春と秋に行われる全国交通安全運動を例に挙げ、「集中取り締まり月間・週間などを設けて国民の意識を高めるべきだ」と主張。警察庁は、「妨害運転の発生状況を十分注視し、状況によっては集中取り締まりも検討したい」と答えた。
また、佐藤氏は、ドライブレコーダーの設置費用について、運送事業者に対する補助制度があることを踏まえ、自家用車への支援も検討するよう求めた。