ニュース
フードバンク応援して
コロナ禍で困窮者の需要増加
消費者担当相に党部会など要望
伊藤長官(左から3人目)に申し入れを行う太田部会長(右隣)ら=27日 消費者庁
公明党内閣部会(部会長=太田昌孝衆院議員)と食品ロス削減推進プロジェクトチーム(座長=竹谷とし子参院議員)は27日、消費者庁で伊藤明子長官と会い、未利用食品を生活困窮者などに提供するフードバンクへの支援を求め、衛藤晟一消費者担当相宛ての申し入れを行った。
太田部会長、竹谷座長らは、フードバンク支援の必要性について、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、生活困窮世帯からの需要が増加していると指摘。その上で、「実施している団体の財政基盤は脆弱で、人手や費用が不足しており、必要な世帯に食品が届けられない」として、フードバンクへの支援に緊急的に取り組むよう求めた。
伊藤長官は、「自治体と連携してフードバンクを支援する」と表明した。