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「余震続き不安、水も乏しく」と避難住民
稲津、若松、横山、佐藤(英)氏に訴え
消防団員から地域の被災状況を聞く佐藤氏(右から2人目)ら=7日 札幌市清田区
公明党の横山信一と若松かねしげの両参院議員は、震度7を観測した厚真町の各避難所を訪れ、被災者を見舞った。町内で避難している町民は約900人。日西善博さんは、「今なお余震が続き、不安ばかり。生活水も乏しい」と訴えた。横山、若松の両氏は、「安心な生活を取り戻せるよう全力で取り組む」と語った。
また、稲津久衆院議員は、震度6強の激しい揺れに見舞われた北海道むかわ町を訪れ、被災者を見舞った。地元町議らが同行した。同町は、広い範囲で断水や停電が続く。町内13カ所で避難所が開設され、500人以上が避難生活を余儀なくされている。村山潤二さんは、「床が硬く寝にくいので、寝具を充実させてほしい」と要望。稲津氏は、「一日も早いライフラインの復旧とともに、早急に間仕切りや畳を準備できるよう支援したい」と話した。
一方、佐藤英道衆院議員は、地盤の液状化で甚大な被害が出た札幌市清田区の里塚地区で、住民から生活に対する不安や要望を聞いた。北海道議が同行した。地域の消防団員である今北秀樹さんは、「断水が続いており、食事の支度や入浴がままならない」と訴えた。佐藤氏は、「少しでも皆さんの希望に応えられるよう国に要望する」と語った。