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日常生活、取り戻す
記録的な大雪被害を調査
新潟で赤羽国交相
直江津国道維持出張所で除雪作業の進ちょくを調査する赤羽国交相(左から2人目)ら=16日 新潟・上越市
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は16日、新潟県上越市を視察し、大雪による被害や道路の除雪状況などを調査した。これには、公明党の太田昌孝北陸信越方面本部長(衆院議員)、県議、地元市議らが同行した。
同市では、7日から11日にかけて日本海側を中心に降り続いた大雪により、24時間降雪量が観測史上最高の103センチを記録した。幹線道路の除雪作業が進む一方で、いまだ多くの生活道路は大量の雪に埋もれており、住民生活に大きな影響を及ぼしている。
赤羽国交相は、国交省北陸地方整備局の「直江津国道維持出張所」を訪問し、除雪作業に携わる関係者に対して「地域の守り手として活躍いただいていることに心から感謝したい」とねぎらった。その上で、今後も本格的な雪のシーズンが続くことを踏まえて「一日も早く日常の生活が取り戻せるよう、官民で力を合わせて雪害対策に取り組んでいきたい」と語った。
このほか、市内で花角英世知事や村山秀幸市長らと相次いで意見交換し、道路除雪に関する財政支援などの要望を受けた。赤羽国交相は、「国としてもできるだけのことはやっていく」と応じた。