池子の市道脇斜面が崩落 二度と起こさせない
令和2年2月5日に、逗子市池子で発生した土砂崩れで、
18歳の尊い命が犠牲になりました。
当初、市は急傾斜地法による
土地所有者らの崖地の崩落が起こらないように努めなければならない
とする原則に従い、責任はないとの発言がありました。
しかしながら、通勤、通学など頻繁に利用されている市道での
突然の崩落事故であり、
二度とこのような事が起こらないようにしなければなりません。
2月7日に国土交通省国土技術政策総合研究所による
土砂災害専門家の現地派遣、調査が入りました。
調査では、斜面に残る凝灰岩は、水分がほとんどなく亀裂が入っている状態で
寒暖差や風雨で風化が早まるほか、
日当たりが悪かったことも風化の要因という見解が示されました。
私ども公明党もこの事故を重く受け止め、県や国へと連携し
国による調査官の派遣に繋げることができました。
市が責任を持つことで他にも県や国からの何らかの支援も期待されます。
一転して、
市長が通行止めの続く斜面下の市道の早期再開と市民の安全確保のため、
斜面の応急工事を行う方針を示したことは、
市民の命を守るという行政のあり方として
素晴らしい判断と評価したいと思います。
28日の本会議で、応急工事の補正予算(2516万円)が出され
全会一致で可決されました。
その他に土砂撤去、交通誘導員、設計業務委託の
約1329万円は予備費などからあてています。
その際には、崩壊した土地の所有者であるマンション管理組合と
工事の承諾と共に、費用に関して別途協議する旨を併せて承諾を得ています。
犠牲者が出てしまった事故に対し、マンション管理組合が
真摯に向き合い対応することを期待します。
この事故を受けて県は、指定した土砂災害警戒区域(イエローゾーン)のうち、
県管理の道路に面する傾斜地の安全性を緊急点検し、
本市でも13日に
市道の主要な道路に接する土砂災害警戒区域の緊急調査を実施しました。
今後は点検の結果を土地所有者と協議し、所有者の責任を確認し、
危険な場所は安全対策を進めるようにしていただきたいと要望しました。
応急復旧工事予定は、3月2日(月)~4月上旬 としています。
大切な娘さんを亡くしたご家族はこれからも、
寂しさや悔しさを抱きながら生きてゆかなくてはなりません。
市や所有者の誠実な対応がいくらかでも
そのご家族の力になればと祈るばかりです。













