働き方改革 人間中心のICT社会
いち早くタブレット端末議会をスタートさせた逗子市議会。
私も今では、すっかりICT派になりました。
タブレットと同期したスマホも活躍しています。
メモや通知機能付きの忘備録のリマインダー
メールもパソコンと同期させると
スマホを持ち歩いていれば、情報がいつでも見れるので安心です。
今年からは、家計簿もアプリを利用しています。
買い物をしてその場で入力でき、集計も項目ごとがあり
収支バランスや分析結果が円グラフで分かります。
政府は「生産者革命」という看板政策の中でITの導入を進めています。
2016年1月、スイスで行われた世界経済フォーラムのダボス会議で
「第4次産業革命の理解」が取り上げられ、
これまでの産業革命の定義を整理しつつ、詳細な議論が行われました。
第1次産業革命で、家畜の労力から「蒸気」という機械による新たな動力が出現し
第2次産業革命は、「電気」「石油」による大量生産が実現。
第3次産業革命では、「コンピューター」が登場し、生産の自動化・効率化が進展。
第4次産業革命は、さまざまなモノがインターネットにつながり(IoT)、
無数のセンサーなどを介して、リアルタイムで情報を伝達。
それを人工知能(AI)が自ら学習しながら、ロボットなどを制御し最適な行動をとる。
AIが優れた性能を発揮するため、
IoTなどによって収集・蓄積された大量の情報「ビッグデータ」を逐次、
分析し、新たな価値を生む形で活用する。
これらは、産業のみならず、
働き方や生活などを根底から変える可能性を秘めています。
公明党は2016年12月、ICT(情報通信技術)社会推進本部を発足し、
現地視察や専門家、企業担当者との意見交換などを重ね、
対応策について活発に議論し2017年5月に提言にまとめ、政府に提出しました。
「人間中心のICT社会」を根本理念に掲げた上で、
国民の負担軽減の観点から、
出生から死亡までの煩雑な行政手続きのワンストップ化や、
医療機関の間で患者情報の共有を可能にする
「医療等ID制度」の導入などを要請。
中小企業のICT化による生産性向上支援や、
地方におけるIoTサービスの創出・展開なども求めた。
今後は、第4次産業革命を担う人材育成が急務だ。
建機大手コマツは、ドローンで空から工事現場を測量することで、
3次元化されたデータによる立体的な設計図を作製し
それをIoTで、ブルドーザーなどAIにより制御された重機に共有し、
設計図に基づき、ほぼ自動で工事を進められるシステムを実用化しています。
建設機械を売るだけでなく、建設工事全体を商品化していると言えるでしょう。
いわば商品の高度化であり、これが企業の競争力の強化につながっています。
このような事例は、業務の効率化や人件費の削減とは違った観点からのITの活用です。
ビッグデータなどの普及により、
労働の現場で情報が大いに利用されるようになったことが背景にあります。
ITの発展で機械がいろいろできるようになり、
人の仕事が奪われるのではないかという懸念はあります。
この問題について、東京大学大学院特任教授 中島秀之さんは
囲碁や将棋のAIが最強棋士に勝ちましたが
局面の組み合わせが有限なゲームは特異な分野です。
反対に、入試問題を解かせる実験では、
問題文の意図を理解し何を問われているかをつかむのは難しいそうです。
人間とAIを分ける根本的な違いは
人間は曖昧な対象でも自分にとって意味のあるものを瞬間的につかみ取る能力があります。
常に変化する状況の中で臨機応変な対応ができます。
それは生きるという目的があるためです。
AIには生きる目的などなく、言われた通りのことを忠実にやるだけです。
だからこそ、これからは、人間が機械を使って何をするのか考える必要があります。
情報の分析から新しいビジネスチャンスを生み出す
「データサイエンティスト」のような能力の育成が今後、求められてくると思います。
また働き方改革には、管理職の意識改革や
柔軟性や生活者目線を備えた女性の視点の活用なども
IT技術革新と並行して進めてほしいと思います。
IT人材育成も急務です。
公明党は1017年8月、政府に対し、
児童生徒が発展的・継続的にプログラミングを学べる環境の整備や、
ICTを積極的に活用した教育支援の充実を求めています。









