ひきこもる心を理解する講演会
ひきこもり発信プロジェクト(新舛秀浩代表) &逗子応援団会議主催の
講演会「ひきこもる 心を理解する」が開催されました。
丸山康彦代表(ヒューマンス タジオ in 藤沢)の講演と
後半は新舛さんとの対談で、 当事者の思いを伺う事ができました。
約80名の参加者で、若い方も多く注目されている課題だと感じました。
丸山氏の講演内容は
ひきこもりをどう理解してゆけば適切な支援になるのかがテーマでした。
ひきこもりをどう理解するか
否定的なとらえ方
※「精神病理」「ひ弱」(異常)→ 治療or訓練してあるべき姿に戻す
※「怠け」「甘え」「わがまま」(悪行)→ 矯正してあるべき姿に戻す
肯定的なとらえ方
※「生きざま」(困難局面)→ 配慮して→ そのまま歩かせる
本人の心象風景
出口の見えないトンネルの中を歩いているまたはとどまっている
「こだわり」…二つの苦しみ
※自分の中でのこだわり(≒荷物)…「親との関係」「失敗体験」など
※常識へのこだわり(≒よろい)…「就職するのが当たり前」などへの執着
重いよろいを着て重い荷物を背負っている
「荷物」と「よろい」をめぐる攻防をしている
※周囲は「荷物」を捨てさせようとしている
(気にするな 過ぎたことだ)
本人は「荷物」を離すまいとする
(こだわらずにいられない理由を主張する)
※周囲は「よろい」を脱がそうとする
(自分は常識を捨てた、だからあなたも)
本人は「よろい」を脱げない
(常識に反するのは悪 学校/社会は甘くない)
→ こだわりがますます強くなる
葛藤している…二つの本心に引き裂かれて
意識 → 願い 普通に生きたい→早く社会に戻らなければ
「就職活動をする」「資格を取る」「普通でない自分はダメだ」
無意識 →思い でも→自分を守って生きなければ
「自分を殺してまで戻りたくない」「この醜い社会はそのまま?」
これに対して周囲は「本人が戻りたいと言っているから戻す」
または「普通なんて無意味だから思いのままに生きて」となる。
では、どう対応してゆけばいいのでしょうか?
○ 本人ができることからやるのを認め応援する
○ 言葉で「大丈夫」などと言うより
ひきこもりであることを気にしない態度を貫く
○ 本人を受容することは言いなりになるのではなく
気持ちを受け止める事
○ 専門家の指示どおりに接する”借り物”の対応ではなく
自らの判断で嘘のない接し方をする”本物の対応”を模索する
後半、逗子市在住の主催したひきこもり当事者新舛さんは
丸山さんのように理解してくれていることが本当に大切だと力説していました。
当事者による講演会は理解を進めるためには本当に貴重だと思いました。
皆が人のありのままを認め合うことが大切だと感じました。
また、逗子にできた不登校・ひきこもりの家族会「ゆずり葉の会」も
誕生し活動をはじめています。
また、学習支援などで活躍する寺子屋CoCoLoの会吉原さんも参加。
逗子発信で進む不登校・ひきこもり理解の輪❣応援していきます。













