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逗子市議会議員 田幡智子

市長選に思う 平井市長の作った市民自治を大切に

2018年12月19日

市長選が終わり、3000票の差をつけて桐ケ谷新市長が誕生しました。

今後の新市長の財政再建に対して期待したいと思います。

この選挙戦で感じた逗子市民の市政への強い思い。

緊急財政対策への不満の爆発だったと考えられますが、

一方、平井市長が進めてきた市民自治の効果だったと思いました。

 

昭和58年から10年余りの間、

市を二分することとなった米軍家族住宅建設問題で

高校生だった平井市長は当時の富野市長に憧れ、

議員、市長になりたいと思われたと伺いました。

当時、米軍家族住宅建設に対して、

逗子市民は大都市近郊に奇跡的に残された池子の森を守ろうと

反対運動に立ち上がりました。

市長解職請求運動による市長の辞職や市議会解散請求成立により解散など

市議会では池子問題で365日中300日が議会を開いていたと聞いています。

市民の意見が市を動かしたと言えるでしょう。

「逗子市情報公開条例」や「逗子市の良好な都市環境をつくる条例」などが

制定され市民の声が条例化されていきました。

その後、市民が主役となって町を作ってゆく市民自治を

平井市長は進めて来られました。

住民自治協議会の設立や市民協働事業など市民参加の機会が作られました。

思い出せばまだ私も一市民の頃から

アートフェスティバルのプロジェクションマッピングや

市民祭り、花火大会など本当に楽しんできました。

微力ながらも子ども会などの役員もしていました。

 

しかしながら、2000年頃からバブル崩壊の影響や

目前に迫ってきた少子高齢化社会で国家はもとより

地方自治体の財政も厳しくなっていきました。

市民が自分事として隣近所で助け合うことや

市民が楽しめる企画で人を呼ぶなど華やかで素敵な町となりました。

平井市長は池子問題で生まれた時代の寵児だったと思いました。

 

しかし、市民自治には限界があります。

それは基本的にボランティア活動、善意によるものであることです。

例えば楽しいイベントも来れる人は限定されてしまいます。

町内会での見守り活動は、対象者の状況が厳しい場合など

責任はどこにあるのか負担になってしまいます。

地方自治は住民の福祉の増進を図ることが目的とされ

逗子市は住民のセイフティネットとならなくてはなりません。

近年頻繁に起こる自然災害への防災の視点、高齢者の居場所づくりなども

少ない歳入の中でそのやりくりをしていかなくてはならないのです。

 

これからは平井市長が目指した市民自治を壊さずに

更に市民生活に安心と安全を約束するために

歳入の増加をアグレッシブに追及していきたいと思います。

私も予算がかからずに効果がある提案をいくつか用意しています。

 

平井市長、長い間ありがとうございました。

桐ケ谷新市長よろしくお願いいたします。

2018.12桐ケ谷市長

一般質問報告②高齢者センターの施設管理は後手後手だった

2018年12月4日

一般質問報告が遅れてしまいました。

子育て政策に力を入れていたと語る市長ですが

財政破綻の原因の一端には、事業のバランスの悪さがあります。

社会保障費の増加を止める方法があることを理解できなかったのか

医療費、介護費などの高さは神奈川県でも常に上位にいました。

医療費の適正化、介護予防の必要性は忘れられていました。

 

高齢者対策に市長が力を入れていなかったと感じる

象徴的なものは後手に回った高齢者センターの施設管理です。

平成28年の夏、暑い時期に突然クーラーが故障し

高齢者センターの利用が制限されました。

そして浴場のボイラー故障でまたもや利用停止となりました。

もう1年が過ぎようとしています。

その間には、じゅうたんや屋上防水、

エレベーターの部品交換などで更に400万円かかっています。

高齢者センターの老朽化はわかっていたのに

子育て政策で作った体験学習施設スマイルや小坪の飯島公園プール、

池子自然公園整備などと同時に計画を作成し

改修を始めていれば利用者にご迷惑をかけることなく

低い予算で改修出来たのではないでしょうか。

これは市長のミスではないかと問い正したところ

市長は認めました。

 

今になって高齢者センターの浴場再開をすると言っていますが

29年緊急財政対策の際に、浴場廃止と発言し

議会から猛反発があったことは市民に報告したのでしょうか。

危惧されるのは、1年間浴場廃止により

高齢者センターに行かなくなってしまった1/3の方々です。

外出の機会が減ればその分身体の機能が衰えてしまいます。

高齢になっても元気でおしゃべりしたり笑ったりする生活が

できるように気を配っていかなくてはなりません。

高齢者の居場所として根本的に考え直さなくてはならないと思います。

財政破綻7億円と重ねるとより深刻な状況です。

市長の12年間の大失敗です。

残念でなりません。

ズシップ運動会

ズシップ運動会

企業×NPOパートナーシップミーティング 新しい協働の形

2018年12月3日

12月2日「企業×NPOパートナーシップミーティング」が

市民交流センターで行われました。

神奈川県では、企業、NPO,大学など多様な主体が

協働・連携して地域課題を解決を図ってゆく

協働型社会を目指しています。

 

パートナーシップ支援制度とは、県と協働するNPOをサポートする団体の

情報力・企画力・ネットワークを生かしながら

各地域の課題を解決する企画・運営を行っています。

今日は企業とNPOが合わせて30組織ほどが集まりました。

 

マッチング事例として

まちの保育園 かまくらから、

一般社団法人Telacoya921の代表理事 中尾薫さんと

面白法人カヤックの労務・人事部/まちの保育園鎌倉担当の

植杉佳奈恵さんが登壇しました。

企業との協働はスピード感があったそうです。

 

補助金0円となった逗子アートフェスティバル2018を

大成功させた、

一般社団法人地域デザイン学会 アートフォーラム プロデューサー

柴田雄一郎さんと協賛したた不動産ウスイホーム担当者も登壇。

アートフェスティバルに企業を巻き込んだ方法を教えていただきました。

結果、アートフェスティバルは成功したと感じていましたが、

企業側は成約あれば良しとしますが、

これから不動産が動く時期の様子を見て判断するそうです。

WIN-WINの関係になるか…。

でも好感度は上がっていると思います。

 

行政が予算を出して市民活動をするよりも自由度は高く

企業は社会貢献活動は優良企業の証となり好印象を与えます。

後半、懇親会で

ウスイホームさんと同じく協賛していただいた誠行社さんに

協賛していただいたことにお礼を申し上げました。

 

また、同席した横須賀のNPO法人あんしん農園さんは

このパートナーシップミーティングには

すでに横須賀で参加し利用されているそうです。

県の昨年のマッチング事例集に出ていました!

 

 障がい者施設が社会的企業の開発製品の販路を拡大

 NPO法人あんしん農園×

神奈川歯科大学付属横浜クリニック ・社会的企業である(株)トライフ

トライフが商品開発しているオーラルピース

(飲み込んでも 安心なオーガニック口腔ケア製品)を、

神奈川歯科大学の協力を得て、

障がい者支 援を行うNPO法人あんしん農園が、

神奈川歯科大学付属横浜クリニック内で販 売できることになりました。

オーラルピースの商品を広く知っていただくと同時に、

販売経路の拡大にも寄与

障がい者や社会的弱者支援ほど企業とのマッチングが必要だと思います。

この日はいいマッチングが出来たのでしょうか?

とてもいい勉強をさせていただきました。

柴田

柴田雄一郎さん

 

企業××NPO

企業××NPO

逗子の放課後を感える「放課後は人生でも大切な時間」

2018年11月28日

24日逗子市民交流センターフェアが開催されました。

テーマは「放課後を考える」

放課後支援団体の活動紹介展&交流サロンや

講演 「逗子の放課後を考える」 が

特定非営利活動法人 Chance For All 代表理事中山勇魚( なかやまいさな)氏

を迎えて行われました。

残念ながら講演を伺うことができませんでしたが

中山氏のCFAホームページからこんな人とわかる一節を…。

放課後は人生でも大切な時間

「放課後」や「夏休み」の言葉の印象を

人に尋ねるとその答えは様々です。

野山を駆け巡った思い出や、

小学生の社交場である駄菓子屋でのエピソード。

友達とのケンカや最新のゲームにワクワクした気持ち。

宿題に追われた8月末や、大雪が降った次の日の雪合戦。

​

生まれ育った場所や年代、家庭によってさまざまるですが、

根底にあるのは「楽しい」という思いではないでしょうか。

放課後を全力で楽しみ、遊びや勉強、友達との関係性などから

人生にとって大切なことを全力で学んでいます。

学校で学ぶこと以上に、小学生は放課後の時間から学んでいるのです。

​

しかし、残念な現実の日本では6人に1人のものも貧困状態にあり

しかも家庭によって貧困や格差が

連鎖してしまっていると悲しい現実があります。

また、お金はあっても保護者が忙しくて

ほとんど関わりを持ってなかった、

十分な愛情を受け入れられず育ってしまった子もいます。

​

日本には世界でも有​​数の義務教育制度があり、

これも誰もが義務教育を受け入れる権利を有しています。

誰もが質の高い義務教育を受け入れられるのに、

なぜか生まれ育った家庭によって

こどもたちの学力や将来に格差が生まれてしまったのです。

​

それは放課後の過ごし方に

格差が生まれているからではないかと考えています。

多くの友人に囲まれ、休みの日はキャンプなどのイベントに

積極的に参加している子がいる一方で

放課後家に帰っても誰もおらず、

夏休みもどこにも行かず家でゲームをしているだけの子もいます。

学ぶことのおもしろさや大切さを教えてくれる大人たちに

囲まれて自然と知的好奇心を育まれている子どももいれば、

勉強なんてしたくていいと、本も買ってもらえない子どももいる。

​

わたしたちは放課後教育を通して放課後の格差を解消します

どんな環境で生まれ育っても、

自らの意志と能力で自分の人生を切開いていく子を育てています。

わたしたちは高志を持った私立の学童保育として、

保護者、学校、地域、それなりに団体や企業と連携して

すべてのものは値がある放課後の時間を

過ごせるような環境を整備し、

生まれ育った家庭や環境で人生が左右されない社会を実現します。

一部抜粋

 

2018.11放課後を考える

子ども発信基地の発表を見る中山氏

 

 

 

 

 

 

 

後半、逗子市で子どもの育成に関連する団体の発表がありました。

子どもが放課後をどう過ごすべきかという子どもの目線の考え方で

子どもたちが自由に安心して過ごせる場所を作ってくれています。

ままび舎ボート

ままび舎ボート

寺子屋CoCoLoの会

寺子屋CoCoLoの会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学童

放課後学童クラブ

ホットスペース

ホットスペース

子ども0円食堂

子ども0円食堂

私の子ども時代は学童やフレスクはなく、

習い事以外は自由にしていました。

時には遊んでくれる友達がいなかったり、

喧嘩をしたりもありましたが、

缶蹴りや鬼ごっこ、山に登ったり楽しい思い出があります。

そこでいろいろ学んできたように感じます。

現在は、働く女性が増え親の負担軽減が目的になり、

誰かに預ける必要性で

学童保育が運営されているように感じます。

時には民間の学童保育の良さを取り入れながら、

子どもが望む放課後の過ごし方を探してみてはいかがでしょうか。

終了後に放課後支援団体の代表者の皆さんで何やら打ち合わせをしていました。

「子どもの楽しい場所」が連携できるといいですね!

素敵な帽子でがん治療患者さんを応援

2018年11月23日

抗がん剤治療による副作用による脱毛は本当に気が滅入る。

髪の事が何より悲惨で精神的に辛かった。

がんになったというだけでショックなのに、

抗がん剤治療に対する不安、

さらにその上に「脱毛」という副作用まで付いてくる。

そんなお声を伺う機会がありました。

 

医療用かつらや帽子などを利用していますが

かつらは10万~30万円ほどかかり高額です。

治療や入院にお金がかかり、今後の治療費などもわからない。

仕事もどれくらいできるのかも不安な状態です。

 

昨日、逗子銀座通りレンタルスペースカルティオGで

ハンドメイドハットさんの帽子を試着させて頂きました。

ご病気、薬の副作用などで髪が抜けてしまう方や

薄毛で悩まれてる方一人一人に合わせて作るオーダーメイドの帽子で

ワンポイントで前髪を付けられたりします。

病気の方にもウィッグ以外のオシャレな選択肢を提供したいと

ガン治療を経験した方ならではの発想で

肌障りの良い裏地を使い、夜用にタオル地、

仕事にも行けるような薄くてアレンジのできるデザインの物もありました。

病院では、脱毛についての説明時に高い医療用ウィッグの資料しかありません。

値段も手頃でかぶっていて楽しくなる素敵な医療用帽子。

治療中の生活が少しでも楽しくなるように広く伝えていきたいと思います。

ハンドメイドハットはここ

 

また、公明党佐々木さやかさんは今年の参院決算委員会で

がん患者の運転免許証の写真について、

今まで容認されていた医療用ウイッグ(かつら)に加え

医療用帽子の着用を認めるように質問し、

警察署などの現場で患者への統一的な配慮が行われるようにと主張しました。

その結果、医療用帽子の着用も認められることになり

全国の都道府県警察本部などに対し、

運転免許証の写真に関するがん患者等への配慮についてとの通達が出ました。

2018.6.18

がん患者 帽子着用も可 公明ニュース

より使いやすくなった医療用帽子

公明党のネットワークでこれからも頑張ります!

ハンドメイドハット山崎さんと

ハンドメイドハット山崎さんと

 

 

一般質問報告①財政の安定は正確性のある財政見通し

2018年11月21日

逗子市議会第4回定例会が閉会し、

今日の一般質問ラストを務めさせていただきました。

ご報告をさせていただきます。

平井市長の3期12年の市政運営は後半

緊急財政対策という大きな試練を迎えてしまいました。

私はまだ5年目を迎えた議員で新参者ですが、

研究をしながら本市の市政運営に寄与できるように

提案型での質問や財政健全化に対しても要請をして参りました。

市長の2007年の最初の所信表明には

加速化する少子高齢化により総人口が減少するという、

これまでに経験したことのない時代を迎えています。

また、夕張市の財政破たんという現実は、

身の丈に合った財政規模の中で市民の意思を的確に反映し、

自らの責任において自立的な行政運営を行うことの

重要性を私たちに突き付けました。

本市においても、人口の高齢化に伴い税収の増額が見込めない中、

財政は極めて厳しい状況にあります。

この苦境を乗り越え、将来に希望の持てる社会を実現するために、

行政の徹底した簡素化・効率化と、

市民の皆様との協働による自治体経営の

新しい仕組みを作り上げなければなりません。

それが私に課せられた使命であります。と語られていました。

 

また、常に長期的な視点に立ってまちづくりを進めていくと言及され

事業実施に当たっては、将来どのような効果をもたらし、

財政にどのような影響を及ぼすのか、

ランニングコストや改修費用など、

長期的な視点からしっかりと精査する、

そして市の予算は単年度主義のため、

これまで中・長期の財政見通しがなかなか見えないという

指摘がなされてきたことから財政見通しと事業選択を

明らかにしていくと決意されています。

 

この所信表明は共感するものでありますが、

現実との乖離の原因を伺いました。

 

財政について

広報11月号の「財政危機を乗り越え安定性を回復」とした

今後の財政見通しの根拠を伺ったところ

29年度、緊急財政対策が行われていない中で

5000万円と見込んでいた市有地が2億円で売却出来たことや

地方交付税が予想より多かった等があり

予定を上回る財政調整基金の積み立てが出来たとの答弁でした。

また、緊急財政対策は続行する中での安定性であるそうです。

 

29年6月に財源不足が発覚し

緊急財政対策を実行した時点では財政調整基金は1億円。

7億円の財源不足を補う歳出の削減が実行されました。

1億円になってしまった原因や予想以上に回復した理由も

地方交付税の増減など他力本願のようで、

景気や歳出の増減の風にまたいつ飛ばされてしまうのか不安ぬぐえません。

31年度から本市では公共下水道事業公営企業会計システム導入がされます。

経営の効率化及び健全化への取り組みとして

複式簿記や発生主義等の公営企業会計へ移行することにより、

経営成績や財務状況を明らかにし、

中長期的な計画的経営及び経営基盤の強化を図るうえ で

必要不可欠な取り組みとなるとされます。

まず下水道事業が始めてどのような活用がされるか見ていきたいところです。

 

次の市長がどなたになろうとも

財政見通しをより正確にする必要性を伝え

公共施設マネジメントと会計制度の改革の実行を提案しました。

夜空

お母さんは頑張ってる♡その笑顔が家族の幸せ

2018年11月18日

念願だった「よかよか学院」のばなな先生が逗子に❣

以前参加した「かかりのじかん」で小学校3,4年生の自分を思い出した時間。

参加したお母さんと一緒に楽しい時間を過ごせました。

 

お母さんって頑張ってる

妊娠して赤ちゃんが生まれてとっても幸せなはずなのに

初めての経験で何もわからずに突然に現れた小さな命を育ててる

赤ちゃんは、言葉を持たずに泣いて何かを知らせてる

何を言いたいのかな。何が嫌なのかな。必死で探してる

夜眠たくても赤ちゃんが泣けばパッと目覚め

愛しい赤ちゃんを抱き上げる

 

動き出した時には少しも目を離すことが出来なくなり

おんぶしたり抱っこしたりして家事をする

朝から外に行きたいとぐずれば家事を後回しにしても散歩に行く

大好きなピアスなんてしていたら引っ張られて怪我をするし

たくさん遊ばせて昼寝をしてもらいたいと頑張って

自分が疲れ果てて寝てしまう

 

でも自分の分身のように子どもを愛してる

すやすやと眠る子どもは可愛いなと見惚れている

昼間怒ってごめんねと反省したりしてる

 

そんなお母さんは子どもで困った事があると

自分の子育てが間違っていたのかと自分を責めてしまい

不機嫌になったり反対に子どもにお説教したり

 

今日はそんないろいろな思いを持ったお母さんたちが

涙と笑いを交えながら語りあうことができました。

小学校でクラスメイトとおしゃべりしてふざけ合ったような時間。

エピソードは参加した人数分。

終了後、逗子の子育て支援などに係わるメンバーと今後を打ち合わせ

ばなな先生にお母さんを励ましてもらい

子どもたちのケアと並行させて幸せな家族をつくるプロジェクトを

逗子に作りたいと思います。

6月の「かかりのじかん」のblogはここ

ばなな先生2018.11.17

逗子市の財政再建についてその1

2018年11月14日

逗子市の財政再建には、社会保障費の負担についても考える必要があります。

厚生労働省は、65歳以上の高齢者が支払う2018~20年度の

介護保険料の全国平均が月額5869円になったと公表しました。

これは2015~17年度から6.4%、額にして355円の増額で、

介護保険が始まった2000年度の平均保険料の2倍を超えています。

保険料アップの背景には、急速な高齢化による介護サービスの利用増加があり

保険料の平均が、2025年度に最大約7200円、

高齢者人口がピークに近づく2040年度に

最大約9200円まで上昇すると推計しています。

公明党が進めた「100万人訪問・調査」運動では

「保険料がもう少し安ければ」といった声が多く、

保険料の上昇を抑えるための手だてが不可欠です。

大半の自治体が保険料を引き上げる中、

保険料を引き下げた自治体が90ありました。

保険料引き下げが実現できた主な要因として挙げられるのが、

介護予防事業による要介護認定率の低下です。

 

先日葉山町の高齢化と介護の状況を伺う機会がありました。

葉山町は、町長が介護予防の必要性に理解を示し

福祉課の職員が早い時期から事業化していたそうです。

三浦半島は高齢化率が神奈川県平均23.79%に対して

30.56%となって県内では一番の高齢化率となっています。

 

下の表は三浦半島の市町の状況ですがこれを見ると、

葉山町は認定率、介護保険料ともに低く抑えられています。

逗子市は高齢化率が一番高い三浦市よりも認定率が高く

介護保険料も比例して一番高い金額だと分かります。

 

逗子市 葉山町 横須賀市 三浦市
介護認定率 20.1 16.1 17.3 18.2
高齢化率 31.4 30.8 29.6 35.5
月額基準介護保険料 5810円 4800円 5500円 5716円

 

逗子市も昨年にデータヘルス計画を作り

健康課題の把握や効果的な事業の実施方法等で

医療費の適正化や介護予防にも進歩が見えてきました。

また28年には日常生活圏ニーズ調査を65歳以上の方に行い

どういった支援が有効なのか調査し介護予防事業に繋げるようになりました。

いずれも逗子市が消極的だった医療費適正化、介護予防に対して

5年前から一般質問などで強く要望して参りました。

これからも全国の成功事例を調査し幅広く共有すべきであると考えます。

お花見た

 

31年度以降の財政対策プログラム実施方針

2018年11月3日

平成30年逗子市議会第4回定例会が始まり11月20日までが会期となります。

今日は全員協議会が開かれ、市長から

31年度以降の財政対策プログラム実施方針の報告がありました。

新聞報道ではもあるように116事業を縮小。

高齢者センターの浴場は当初廃止との市長の発言から一転、

議会や市民の要望に応じて31年度中に再開を決定しました。

花火大会開催費の助成など、残りの11事業はさらに検討を重ねるとしています。

とにかくあまりにも多い事業の削減の中で

まだまだ市民の声が届いていないというのが実感です。

 

今日は私からは2点だけ質問しました。

①地域自治システム推進事業の復活について

小学校区単位に住民自治協議会が地域の課題を解決するために活動されています。

市長はこの事業に対しては導入に積極的で

市民よる地域自治で問題解決を目指しています。

早速、この交付金だけは29年度並み(237万円)に再開するとしました。

この交付金は、選択事業・共通事業として協議会が進める事業が決まっています。

詳しくはここ↓

逗子の新しい自治

 

①安心・安全について

②防災力の向上について

③子どもの健全育成について

④ゴミの減量化と資源化について

⑤地域づくり計画について

この5つの事業に対しての交付金になる制度設計になっています。

 

私が現場で協議会の運営状況を見てきた感想は

各地域では、住民が必要としていること、もしくは行いたいことは

それぞれ違っています。

また、皆さん忙しい中でのボランティアですから人手が足りていません。

小学校区単位で1万人ほどの住民の合意を得るにも苦労されています。

この状況で、交付金で活動を縛られまたは強制されていては、

住民自治とは言えないのではないかと3年ほど前から市長には訴えてきました。

市が住民自治協議会連絡会でこの交付金復活を説明したところ

交付金で事業を縛らないでほしい。自由に活動をしたい等

反対意見がほとんどだったそうです。

市長はまだ市民の気持ちを理解できないのでしょうか。

 

②障がい者や母子家庭など社会的弱者への予算の削減

対象は

重度障がい者医療費助成、知的障がい者等雇用促進、ストマ用装具購入助成

日常生活用具給付、ハンディキャップ運行、移動支援、訪問入浴サービス

重度障がい者(児)手当支給、ひとり親家庭等福祉手当支給など。

福祉はお金がかかるという理由で削減の対象にしています。

障がい者やひとり親家庭など少数の声は聞かないのかと感じました。

 

市の広報11月号では「財政危機を乗り越え安定性を回復」と書いていますが

大幅に削減された学校教育部門などは、

教育現場を知る市民からは復活の要望も聞こえています。

まだまだ、問題解決は出来ていない…。

一般質問で問いたいと思います。

東逗子イルミネーション制作が市民有志によりスタート

東逗子イルミネーション制作が市民有志によりスタート

愛する人を助けるために今日からできる5つのこと

2018年10月31日

28日に「知って安心! 逗子葉山の救急医療」セミナーが

逗子・葉山地域医療を考える会主催で開催されました。

 

最初に逗子消防署から、逗子市の救急医療の現状のお話があり

救急車に乗ってからの救急救命士の救命処置について説明がありました。

逗子市の2017年の救急搬送は3000件、搬送時間の平均は43.2分でした。

全国平均は39.3分で若干時間がかかっているようです。

 

救急救命士とは、半年間の研修後国家試験に合格し

厚生労働大臣の免許を受けて医師の指示の下、救命処置を行える者です。

救命処置とは

気管挿管(チューブを気管に入れ気道を確保する)

静脈路確保(点滴処置)

薬剤投与(強心剤)

血糖測定&ブドウ糖投与(低血糖の判断)

心肺停止前の静脈路確保(点滴処置)

救急車1台につき3名が乗車し、その内1~2名が救急救命士です。

病院を探し到着までは救急救命士が救命処置を行います。

乗った時から治療は始まっているのです。

また、救急車を呼ぶべきか迷う時のために

消防庁では、住民の緊急度判定を支援し、利用できる医療機関や受診手段の

情報を提供するため、家庭自己判断基準をもとに

全国版救急受診アプリ「Q助」を作成したそうです。(無料)

全国版救急アプリQ助

 

ハートセンター廣瀬医師

 

 

 

 

 

 

葉山ハートセンターER型救急について

葉山ハートセンター救急総合診療科 廣瀬医師の講座もありました。

題して「愛する人を助けるために今日からできる5つのこと」

救急車が到着するまでの全国平均は8.5分かかるそうです。

それまで回りにいる人がどう手当てをしたかで救える命があります。

私たちができることを5つ教えていただきました。

①出血の場合

用手的直接圧迫止血法

出血部位をしっかり確認してから5~10分程度圧迫する

顔面や頭部は血流が豊富で出血量も多くなりやすいが

骨が下にあるので圧迫しやすく止血効果は大きい。

鼻血の止血方法は尾翼の圧迫による止血方法が効果的で

下を向いて5分が正解です。

よく聞く上を向かせたり、首の後ろをトントン叩いたりする方法は、

鼻血が喉をつたって食道に流れてしまいます。

絶対上を向かせてはいけません。

鼻血止める

 

 

 

 

②失神の場合

血圧低下が原因で頭に血がいかなくなっているので

横にして、足を挙げる体位で救急車を待ちましょう。

③痙攣の場合

突然痙攣をおこして倒れた方に遭遇した時にあわててしまうが

安全確保と気道確保をします。

回りのものをどかす、公道だったら危険のない場所に動かすなど。

頭部後屈あご先挙上法(あごを挙げさせ、気道確保)

絶対やってはいけない事

身体を揺する、抱きしめる、叩く、大声をかける、薬や水を飲ませる

④窒息の場合

軽度→強い咳を促す、自力排出を試みる、そばで状態を監視

改善がなければ救急要請する。

重度→チョークサイン(イラスト)、声が出せない

すぐに救急要請し窒息の解除を試みる。(腹部突き上げ法、背部叩打法)

意識がなくなれば心肺蘇生開始する。

チョークサイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤心肺停止の場合

死亡率は

多量出血後約30分で50%死亡

呼吸停止後約10分で50%死亡

心臓停止後約3分で50%死亡

救急車到着までの心肺蘇生法が命を守ります。

1⃣意識の確認

呼びかけても反応がない→応援を呼ぶ(AED・救急車)

2⃣呼吸の確認

呼吸もしていない→すぐに心肺蘇生開始

3⃣胸骨圧迫

硬い床の上で、胸の真ん中を手の平で押します。

両方の手のひらを下に向けて重ねる。

肘を伸ばし胸に向かって真っすぐおろす。

強く:約5cm(胸の厚み1/3)押した分戻す

早く:一分間に100~120回

絶え間なく:中段10秒以内、疲れたら交代

4⃣人工呼吸

あごを持ち上げ気道を確保したまま行う

鼻をつまみ、1秒間息を吹き込み、いったん口を離す。

胸骨圧迫:人工呼吸は、30:2(二人なら15:2)

人工呼吸は難しければ省略可能

5⃣AED到着

AEDパッドに描いてある通りに電極を貼る。AEDの指示に従う。

付けている間も心肺蘇生は続ける。

救急隊に引き継ぐか傷病者が動き始めるまで継続する。

 

救急隊や救急診療科医師の生死に直面している実態と、

私たちも覚えておかなくてはならない貴重な内容で

素晴らしいセミナーとなりました。

参加者58名、スタッフ12名でアンケートもほとんどの方が書いて下さり

反響が大きく、医療についての関心の高さが感じられました。

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たばた智子
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