コロナ禍だから地元で楽しもう 自治会のイベント
全国的に新型コロナの感染拡大が進んでいます。
私たち一人一人、自分自身や周りの命を守るための努力が必要です。
政府の新型コロナ感染症対策分科会は、
感染リスクが高まる「5つの場面」として、
▽飲酒を伴う懇親会など
▽大人数や長時間に及ぶ飲食
▽マスクなしでの会話
▽狭い空間での共同生活
▽仕事の休憩時間にオフィスから休憩室に移った時など居場所の切り替わり
を示しています。
また、マスクの着用や丁寧な手洗い、こまめな部屋の換気といった
感染防止の基本も大切です。
しかしながら、このような自粛生活が続くと
運動不足や生活リズムの変化などからの健康面の心配や
楽しみやストレス発散の場がなどが欲しくなります。
10月から再開した東逗子ふれあい広場での朝市も
屋外の空間で感染防止対策を行いながら
大勢の方にお越しいただき大盛況でした。
私の住む沼間3丁目自治会では、
地元にあるスポーツ広場を利用して
地域の皆さんが交流できるイベントができないかと
プロジェクトチームを作り検討してきました。
そこでできたのが、
「沼間フレスコボールクラブ」「福祉部主催交流会」です。
「沼間フレスコボールクラブ」
フレスコボールとは、ブラジルで生まれたビーチスポーツで
味方同士でラリーを続ける思いやりのスポーツです。
逗子海岸で練習する「逗子フレスコボールクラブ」の活動に刺激され
年齢に関係なくできるスポーツとして今年の6月に立ち上げました。
70代の男性が中心となって多世代が週2回活動しています。
29日には、デモンストレーション会を開催し
逗子フレスコボールクラブに所属する日本代表の斉藤亮太選手と
7人のメンバーに来ていただき、楽しい交流ができました。
「福祉部主催交流会」
福祉部では、子どもから高齢者まで、地域で見守り、
お互いに支え合うことを目的に、
誰もが参加したくなる企画を検討し、
23日にスポーツ広場で「焼き芋とうどんとゲームの交流会」を行いました。
飲食が伴うので、特にソーシャルディスタンスに気を配りましたが
高齢者から子どもまでが一緒に楽しむことができました。
外出自粛で遠くには行けないけれども、地元で仲間を作り
楽しく交流する形ができました。
逗子市には、市内全体で自治会・町内会が79カ所あり、
加入率は約75%と高い比率を示しています。
自治会・町内会は、防災・防犯やゴミステーションの管理などと一緒に
身近なところに知り合いを作り、普段の暮らしを充実させることができます。