削減だけではなく今まで出来なかった事をやろう
今日は教育民生常任委員会が開催されました。
私は委員ではないので傍聴させていただきました。
福祉会館の土日休刊に対する陳情が3つも提出され
担当の社会福祉課からの聞き取りや審査がありました。
提出者は男性ボランティアグループの共生’95さん
市内の公園やハイキングコースの樹木選定や清掃のほか、
高齢者宅の草刈などを定期的に行ってくださっています。
その功績に対して
国土交通大臣が表彰する「みどりの愛護」功労者の受賞団体に選ばれました。
もう一つの提出者は
録音ボランティアグループやまばとの会さん
視覚障害者へ録音したCDを発送しています。
声の広報ずしや議会だより、新聞や雑誌、小説などを
会員が読んでCDを作成してくださいます。
広報紙と議会報での予算を見ると
機材の費用など実費だけで請け負っていただいています。
3つ目の提出者は
桜山番合谷戸自治会さんです。
自治会館がないので福祉会館を拠点に
市有地の里親活動、防災訓練、総会、定例会などで
土日の利用はなくてはならないとのご意見でした。
更に何らかの工夫や協力も惜しまないともあります。
福祉会館の他にも
高齢者にセンター、体育館、公園内有料運動施設、コミュニティセンター
市民交流センター、体験学習施設スマイル、図書館が
開館時間の変更や開館日の縮小の対象になっています。
各施設の担当職員に聞き取りをしていますが
利用者の状況を鑑みて、調整や工夫をして
市民サービスを維持しようとしている姿もありました。
福祉会館の土日開館の維持に関しては
どうなるのかわかりません。
議会が、やらない事業を復活させる方法は
市長を納得させるしかありません。
施設の管理は様々な方法があります。
地域活動センターのように地域自治会などの指定管理にして
ボランティア価格での管理をお願いしている方法。
学校施設の休日管理などは鍵の管理という形で
やはり地域の方にお世話になっています。
または、職員が管理するにしても
時間帯の工夫や他の課との連携などが考えられます。
金額があまりにも多いからと見直しが雑になってはいけない。
あくまでも市民サービスが仕事であるのを忘れないでほしい。