緊急財政対策市民説明会を傍聴して
11月11日に行われた緊急財政対策市民説明会の傍聴に行きました。
市長・副市長はじめ各部長や担当部署の課長が連なり
資料は説明会用に新しいものが用意されていました。
財政状況については次のような説明がありました。
① 決算剰余金
※28年度の決算剰余金は約4億6千万円で
27年度に比べ約6億円の減少
このグラフは6億円の決算剰余金の減少を表しているいますが、
よく見ると、支出額が10億8000万円増加していることがわかります。
収入も5億円増えていますから27年度と同じ支出額なら
問題は起こりませんでした。
以前のblogにも書きましたが
この支出増加の理由は、公債費4億増加が含まれています。
公債費は、借金返済と同じです。
24年ぐらいから市債を利用して行った施設整備など
計画的な事業の中で行われてきた結果・結末なのです。
市長からは「反省しています…しかしながら市税の減少があった」
と言う弁明が続き本当に反省しているのかと疑問に思いました。
ある市民の方から
行政の担当幹部は何をしていたのかとのお叱りがあり
副市長、部長、担当の課長が
「大変に申し訳ございませんでした」と頭を深く下げて謝っていました。
その態度は正しいと思うとともに胸が詰まる思いでした。
市長はそこまで追及されませんでしたし
市長に対してかわいそうとの発言もありました。
確かに市長も破たんさせるつもりはなかったでしょう。
しかしながら、
市長の強いリーダーシップによって市政が行われていたのは事実です。
平成30年度の緊急財政対策による見直しリストに入った
事業の関係者、団体が来年度をどうしていくのか検討に入っています。
補助金無い場合は、縮小して継続や資金を集める方法など
本当にご苦労をおかけしています。
反対に、窮地に立たされてしまったところもあり
今後、情報を集めて更にリストの検討を要望していきます。
現在、議会費の削減を検討し12月の議会で提出予定です。
そして行政改革の促進や収入増加事業を提案し
見直しリストが改善できるように頑張ります!