平成28年第1回定例会が始まりました
2月25日 平成28年第1回定例会が始まりました。
本会議場では市長より
施政方針演説と予算提案説明がありました。
冒頭、日本が直面する人口減少と少子高齢化という難題。
未来に向かって持続可能な社会を構築できるかは
この数年間にかかっていると言及。
また、ご自分が携わった10年間で最も厳しい作業だったとのお話でした。
予算審議はこれから始まりますが、
私たち議員も真剣に取り組まなければいけません。
そして、27年第4回定例会で否決した「(仮称)療育・教育の総合センター」の
改修工事請負契約について再度提案がありました。
契約金額は3億218万4000円で、約900万円の減額となりました。
外観を飾るルーバーはなくし、3階部分の窓枠が新たに改修となります。
改修工事では、足場を組むので
3階の窓枠工事は同時にすることで予算の節約になります。
3階の教育研究所の改修をのちのち新たに予算をつけてするにしても、
また、足場を組む無駄が生じます。
第3回定例会で、
「療育・教育の総合センター」整備事業について賛成したものの
付帯決議をつけたのは
① 教育研究所にくる子どもたちに対しても配慮して欲しかったこと
② 予算のやり直しはまた時間がかかるので、
予算の中でやりくりして、足場があるのだから窓枠を改修すること
この2つが理由でした。
しかし、市はそのまま契約に進み、
私たちは、工事請負契約に反対しました。
神奈川新聞には、
工事請負契約に反対した議員が悪いような記事が出てしまいました。
今日、先輩議員が市長に対する質問の中で
議員の真意を理解していただけた事を確認されました。
また、別の先輩議員からは
神奈川新聞の記事の内容の疑問点を細かく質問し、
内容は、正確な調査がされていない部分があることを
本会議の場ではっきりとさせていただきました。
そして、全会一致で可決となりました!
センターの開設は2ヶ月遅れで済みそうです。
担当所管のご努力には感謝します。
先日行われた療育センター利用者説明会に私も参加させていただきました。
今後、「療育・教育の総合センター」が
利用者、家族をしっかりと支援していくことを願っています。