まちづくりトーク 市民による事務事業の点検を傍聴しました
市民による事務事業の点検が、
無作為抽出市民3000名の中から有志64人で行われました。
13班に分かれ、95事業が点検の対象になり、
2日目の今日は点検結果の発表と意見交換がありました。
私たち議員がいつも気にかけている内容も多く
大変に勉強になりました!
その中から一つ興味深かったのが、
防災行政無線維持管理事業
要改善が4名で、市民の方の意見はやはり聞こえにくいこと。
メール配信、電話、ファックス等契約も10000件で頭打ち状態。
反対に市からの提案で
「防災無線デジタル化への切り替えについて」
意見交換がありました。
デジタルの防災無線とは
次のような多機能化が可能である。
- 複数チャネル化 : 時分割多重化により複数局の同時使用、時分割複信での運用で基地局よりの一斉指令中も端末局からの緊急通報が可能。
- データ通信 : 簡易動画・静止画像による遠隔監視、ファクシミリ・文字情報の通信も可能。
同報系において聴覚障害者向けや騒音で伝わらない場合のファクシミリや文字情報表示板への配信として使用される。
- 衛星測位システム : GPS(グローバル・ポジショニング・システム)により、撮影時刻及び位置を自動記録した静止画像を送信可能。
次のような問題点も指摘されている。
- 各自治体が巨額の財政赤字に苦しむ中で多額の費用がかかるため、期限までに整備が完了しない恐れがある。
- 使用可能なアナログ方式の設備を破棄しなければならない(業務用無線機としては新しいものが多い)。
- 面積が広い又は山間部の市町村では、周波数帯の変更により基地局の増設が必要となる。
- 移動系無線機の大重量化を招き、機動性の低下をきたす恐れがある。
- 伝送速度は32kbps以上とされ、近年の技術から言えば速度が遅いと一般的には考えられる。
デジタル化への総予算は約3億円とも言われ
研究し、適正な方向へ進めていかなくてはならない。
たばた智子は以前一般質問で
「ポケベルデジタル波受診タイプ防災ラジオ」の導入を要望したが
費用が高額との理由で検討するとの回答止まりでした。
しかし今回、防災無線デジタル化の金額と
比較にならないほど安いことがわかりました!
一番大切なことは市民全員に防災情報を届けること。
これからも調査していきます!