23日秦野市文化会館で八市の議会議員が一同に会して合同研修会が開催されました。
研修会では、早稲田大学マニフェスト研究所長の北川正恭氏がー地方主権時代・二元代表制とこれからの地方議会を問うーと題して講演。自らが三重県議会議員の時代は、執行部とうまくやっていれば昼間から酒を飲んでいてもよかったが、皆さんは昼から研修に励んでいる。ご愁傷さまです。とジョークに始まりました。この一言で斜に構えていた議員の心を掴みいっきに1時間半じゃべり続けました。
地方分権・地域主権や地域政党の流れは止められない。そうした中で地方議会の役割は益々重要になっているが、議会議員はその認識が薄いのではないか。このままでは地方議会不要論の声が大きくなり議会がなくなる地域も出てくるかもしれない。それでは本来の二元代表制ではない。地方議会が変われば地方自治体が変わる地方が変われば国政政治は変わる。地方議会が発信元となって欲しい。また必ずなれる。(これは私の感じたことで北川氏の発言ではありません)また、地方議会は機能、権限をよりいっそう充実しなければならないことを考慮すれば、安易な定数削減は賛成出来ない。場合によっては議員増だってあり得る等総じて地方議会・議員に対してエールを贈る講演でした。
1/21心配された雨もあがり、午後から「SAKURAウォーキング」に参加。この事業は、高齢者の健康増進と地域住民の交流を相模が丘の桜並木周辺を一緒にウォーキングすることで深めていこうという主旨で初めて行われました。市社協、相模が丘3丁目自治会、相模が丘3丁目地区社協、相模台地域包括支援センターの皆さん111名が参加してお互いに話ながら、すれ違う人にあいさつしながら楽しいウォーキングでした。この事業は桜美林大のゼミの研究テーマとなっているのでしょうか先生たちや学生たちも一緒に企画から運営まで手伝ってくれました。
このウォーキングは毎週木曜ウォーキングとイベント的に開催されるウォーキングと連続して行われます。
11日は、兵庫県姫路市で実施している「エキペン」の視察に伺いました。姫路市教育委員会では、食物アレルギー対応マニュアルを作成。給食時などでアレルゲンとなる食材を誤って食べてしまった場合にアナフィキラシーショック状態となってしまった児童、生徒に対して本人が所持又は保護者の希望により学校に保管してあるアドレナリン自己注射薬「エキペン」を教師が注射できる体制をひいています。同市では食物アレルギーを持つ児童に対してそれぞれアレルギー食材を除去した給食を提供しています。その対応人数は180人程だそうです。それでも体調や成長時におこるといわれている運動後強く拒否反応をおこしてしまう運動誘発性の食物アレルギーでショック状態となってしまった場合に教員他が「エキペン」を注射できるようにしました。検討当初は、教師などが医療行為である注射をして良いのか?など様々な課題がありましたが、「継続性をともなわない場合は医療行為にはあたらない(要旨)」など国へ確認をしながら事業化となりました。幸いにも実績はないとのことでした。
12日~13日は、滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所で行なわれた第3回市町村議会議員特別セミナーに参加。北は北海道から南は九州まで約300名の議員が集まっていました。
セミナーでは、
1、「超高齢社会に向けて医療介護政策の展望」東大恒例社会総合研究機構教授辻 哲夫氏2、「超高齢社会における医療・介護・福祉の体制」東大名誉教授大森彌氏
3、「社会保障・税一体改革」の動向 北大大学院法化研究科 教授宮本太郎氏
4、「福祉自治体の実践」滋賀県湖南市長 谷畑英吾氏の講演と質疑応答を2日間かけて行ないました。非常に啓発的で勉強になりました。今後の議員活動に生かして生きたいと思います。